動画広告ネットワーク7選、特徴と仕組みについて

おすすめ動画広告ネットワーク 特徴と仕組みについて

みなさんこんにちは。広告運用の自動化サービス ROBOMA(ロボマ)の運営チームです。

動画広告の効果についてはご存知ですか?

近年、動画広告市場が伸び続けていて、動画広告を活用したマーケティング施策も伸びてきています。

今日はスマートフォンの普及に伴い次々と開発されているアプリ動画広告向けの動画広告ネットワークを7つご紹介したいと思います。

動画広告の特徴とは?

2018.11.28

動画広告と動画広告ネットワークの違い

動画広告とは、動画CM素材を利用したインターネット広告のことです。

特にYouTubeやニコニコ動画などの動画専門サイトの各動画コンテンツが再生される直前や、動画再生中にCMのように挿入される動画広告枠などの動画専門サイトにおけるインストリーム型の動画広告をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。特定の動画サイトに訪れているユーザーにしかリーチできないので、広告のリーチは限られてしまうというデメリットもあります。

その一方で、動画広告ネットワークとは、動画閲覧のためのサイトではないWebページの一角を広告枠とするものです。

より多くのメディアへリーチの拡大があげられる一方で、動画閲覧のためのサイトではないWebページの一角を広告枠とするため、動画専門サイトのように動画広告そのものを見てもらえる可能性は低くなります。

なぜ動画広告が流行っているの?

近年、なぜここまで動画広告が流行るようになったのでしょうか?

2つの理由があるように思えます。

1.若年層へのスマホの普及

若年層におけるメディアの接触時間がテレビからスマホへとシフトしていることが動画広告市場活発化の大きな要因となっています。
広告とは、生活者にメッセージを伝える手段の1つなので、テレビ離れが進んでいるのなら彼らがよく接触している「場所」で「動画」というフォーマットを活用することでそれを補完したというわけです。

2.動画広告の活用方法が充実

以前はまだスマホでの動画広告の役割はそれほど多くなかったように思えます。
あったとしてもTVCMの補完としての考え方のみでした。

しかし近年、TVCMをそのまま配信するだけでなく、買ってみた・やってみたといったような動画コンテンツやHowto動画などWeb用コンテンツの形態で動画広告が活用されるケースが増えてきています。
Tik TokやInstagramのストーリーを活用した動画広告も増えてきています。
もはやSNSのタイムライン上で動画広告を目にしない日はないと言っても過言ではないくらい浸透してきています。

動画広告ネットワークのオススメ7選

それではオススメの動画広告ネットワークを特徴と共にご紹介していきたいと思います。

FIVE(ファイブ)

FIVE

モバイル動画広告ネットワークFIVEは2014年にリリースされ、現在は日本国内最大規模のアプリ2,800万・ウェブ3,200万人UUへの動画リーチ、1,800以上のパートナーメディアとの提携、そして400を超える顧客から活用されています。

課金形式は、CPC課金で広告がクリックされた場合に成果となります。FIVEには主に2つのサービスがあります。運用型広告を展開する「Video Network by FIVE」や、ブランド広告に特化した「Moments by FIVE」です。

FIVE(ファイブ)の特徴

・短尺

高頻度・短時間になってきているスマートフォンユーザーのアクセスに合わせて、FIVE の基本フォーマットはおよそ5秒間という短尺の動画になっています。

・読み込み時間ゼロ保証

FIVE の動画配信技術はいかなる環境でも動画再生時の読み込み時間をゼロにすることを保証しています。良質なユーザー体験と効果的なブランドメッセージの伝達を両立を可能にしています。

・ビューアビリティ保証

ビューアビリティを100%保証することを製品開発の軸としており、動画広告は広告ユニットがスクリーンの50%以下になると自動的に停止します。

・スマートな配信アルゴリズム

ユーザーの視聴傾向や広告キャンペーン情報をもとにした最適化アルゴリズムによってユーザーの通信負荷を減らしながら、キャンペーンパフォーマンスを向上させています。

・指先に即したインターフェース

FIVE は単に広告フォーマットをデザインにあわせるだけではなく、「ユーザーの指先にネイティブ」な操作性を提供しています。

maio(マイオ)

maio

maioは、株式会社アイモバイルが提供するスマートフォンアプリ利用中のユーザーに対し、フルスクリーンで動画広告を配信するネットワークサービスです。

maioは現在、国内のトップメディアを含む9,000以上のアプリへ動画広告を配信でき、800万人以上にリーチできるネットワークを構築しています。課金方式は視聴完了課金方式で、主力の動画広告フォーマットは動画リワードです。

動画リワードとは?

動画リワードとは

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000007821.html

ユーザーが任意で動画広告の視聴を選択し、完全視聴するとアプリ内インセンティブを得ることが出来るタイプの広告です。

例えば、ゲームアプリではライフが無くなった際に「動画を視聴すればライフが回復」といった形式で導入が可能。アプリ内容に沿った導入が可能で、コンテンツの一つとして動画広告をユーザーに視聴してもらうことが出来ます。ユーザーに能動的に視聴してもらうという点がポイントです。

maio(マイオ)の特徴

・視聴完了課金

ユーザーが動画を視聴完了した場合のみ課金が発生するため、効率的に広告予算を使用する事が可能です。

・全画面再生+完全視聴を促す再生形式による認知率向上

ユーザーが任意で視聴を選択すると即時にフルスクリーンで動画が再生されます。また、完全視聴を促す再生形式で、 商品やブランドの認知率向上が期待出来ます。

・横動画/縦動画の両サイズに対応

16:9の一般的な横動画は勿論の事、スマートフォン特有の縦動画にも対応しております。縦動画での訴求でユーザーに対して、強力なインパクトを与える事が可能です。

・高フィルレート

国内最大級の広告主数を誇るアイモバイルが提供するサービスだからこそ、高いフィルレートを実現します。

Vungle(バングル)

Vungle

Vungleは、2億人以上のユーザー、25億以上の月間ビュー、18,000を超えるグローバルアプリへの配信面を持つアプリ内動画広告ネットワークサービスです。

動画広告をゲーム機能にシームレスに溶け込ませる、UX向上を伴ったプレースメントを行い、デベロッパーの最適なマネタイズと広告主の効率的なハイ・インプレッションを実現するリワード型広告です。

Vungle(バングル)の特徴

・シームレスな広告

クリエイティブとUX向上を意識した広告配置で動画広告をゲームにシームレスに溶け込ませ、広告の効率的なハイ・インプレッションを実現しています。高画質及び高速なフルスクリーン動画広告で質の高いアプリユーザー獲得を目指します。

・Vungleクリエイティブ

効果的な広告キャンペーンのには豊かな創造性が欠かせません。Vungleでは、アプリ内動画広告事業における広告制作の最先端のプロにより動画を制作しています。動画・エンドカード制作、テスト、さらにはクリエイティブ・コンサルティングや瞬時の最適化までこなし、最大の効果をあげる広告のみを配信します。

・人気アプリとの連携

人気アプリとの連携を通じて、ボリュームとユーザー・エンゲージメントを確保し、ユーザー獲得と再訪率の目標を達成します。Vungleのキャンペーンは、各広告主様のニーズに合うよう、精度の高いターゲットオプションを提供し、常に最適なタイミングで狙ったオーディエンスに広告が配信されます。

AdColony(アドコロニー)

AdColony

AdColony は2011年に創業された動画広告のアドネットワークサービスでアメリカのトップ100の75%のアプリで導入されています。リワード広告がメインで、主にライトゲームアプリに実装されるケースが多いです。

AdColony(アドコロニー)の特徴

・0.1秒で再生

独自の動画再生技術により、瞬時に高画質なHD動画表示を実現し、尚且つ再生開始速度は0.1秒という速さで再生可能なネットワークです。

・「データ」×「技術」×「創造性」

「データ」×「技術」×「創造性」という独自のアプローチにより、店舗への集客を目的とするブランド企業からコンバージョン獲得を目的とするパフォーマンスマーケターにまで有効です。

Lodeo(ロデオ)

LODEO

LODEOはサイバーエージェント社アドテクスタジオによるスマートフォン動画に特化したアドネットワークサービスで、リワード広告がメインです。

カジュアルゲームなどのゲームクリア後に全画面にて動画再生するスマートフォンアプリ提供企業向けのInstiadや、ニュースサイトや情報まとめサイトなどの記事内に動画を掲載するブランド認知訴求向けのFeed adなど、配信メディアの特性にあわせた広告フォーマットで掲載することが可能です。

Lodeo(ロデオ)の特徴

・「タテ型」のフォーマット

ユーザーの動線を邪魔しない画期的なタテフルと呼ばれる動画の配信フォーマットで、「人の記憶に強く残る」新しい動画広告の視聴体験を目指しています。記事などのコンテンツ間に最大90%の画面占有面積でタテ型動画を自動再生することが可能です。スマートフォンの形状に合わせた最も自然に、かつ最もインパクトを出して商品やブランドの訴求が可能となります。

・フリックパネル

タテに90%占有された訴求領域を利用し、上部に動画再生領域を確保。下部のパネルには動画再生用サムネイルや静止画バナーなどを設置が可能です。動画再生用サムネイルをタップすると、上部の動画再生領域でその動画が再生されます。

OVX(オーブイエックス)

OVXは、アドテクノロジーを活用したデジタルマーケティング事業を展開する株式会社オムニバスが提供している動画広告ネットワークです。インストリーム広告を使ったマネタイズモデルを提供しています。参加できるメディアや広告主が限定されるプライベートな広告取引ができるので、DSPなどを用いた運用型での取引の場合にあった広告枠の品質や透明性の課題が解決され、ブランド広告主を中心に需要が高まってきています。

DSPについて 気になる方はこちらの記事を見てみてください。

DSP (Demand-Side Platform) の仕組みと課題

2018.11.09

OVX(オーブイエックス)の特徴

・国内の有料動画広告枠をネットワーク化

OVXのネットワークは、そのほとんどが国内大手新聞社や通信社など有料サイトの動画広告枠で構成されています。さらに、動画広告の中でもっとも視認性の高い「プレロール型(動画の直前に配信される)」のフォーマットを採用しています。

・高い視認性と視聴完了率

OVXは、品質の高いメディアを囲っているため、DSPなどでの買い付けと比べても高い再生率と視聴完了率を誇ります。加えて、固定単価式の買い付けになるので、入札競争による値段の高騰を避け、結果的に安定した完全視聴単価を残すことが可能です。

NEPPA(ネッパ)

NEPPA

NEPPAは株式会社VANX(ヴァンクス)が提供する様々なフォーマットの動画広告を配信できる広告のプラットフォームです。動画とバナーが同時に出稿可能なので、素材ごとの配信結果の比較が手軽に行えたり、課金方法を選択できたりと自社にあうように利用できます。

NEPPAの特徴

・様々なフォーマットの動画広告を配信できる

NEPPAでは、様々なフォーマットの動画広告を配信することができます。
以下の5種類のフォーマットから選べるので、広告の出稿目的に最適なフォーマットを選択することができます。

NEPPA 動画広告フォーマット 種類

・リアルタイムでのレポート反映

5分前の配信結果がレポート画面に反映されます。また、CPC/CPVの料金設定も変更後、すぐに配信アルゴリズムに反映されます。

動画広告ネットワークのまとめ

動画広告ネットワークには様々なものがありますが、動画広告の目的に合わせて最適な動画広告ネットワークを選びましょう。

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2018.12.28