動画広告の特徴とは?

動画広告の特徴

急速に成長している動画広告。

皆さんもYouTubeを見ている時、また、FacebookやInstagramなどでも動画広告を目にする機会が増えたのではないでしょうか?

今回は、動画広告の特徴をご紹介したいと思います。

動画広告とは?その特徴や強みとは?

動画広告とはその名の通り動画を使った広告です。

動画広告以外にもテキスト、バナー、ディスプレイなど広告出稿の方法はたくさんありますが、動画広告の大きな強みとなるのは「伝えられる情報量」の多さです。その分、クオリティを求めると「作成の難易度」は高くなります。

他にも、動画広告の強みとして「LTV(ライフタイムバリュー)」の高さがあげられます。

多くの情報を伝えられる分、ユーザーの利用意欲が高く、アプリで言うとインストール後の継続率や課金額が高くなる傾向にあります。

一方で、ユーザー獲得単価(CPIやCPA)は高くなる傾向にあり、うまくROIを見ながら広告運用する必要があるともいえるでしょう。

動画広告の特徴

引用:https://liskul.com/videoad-15679

動画広告の出稿目的

次に、動画広告の出稿目的ですが、従来のインターネット広告はテキストやバナー(画像)を主体としてユーザー獲得目的で活用されてきました。

動画広告の登場により、ユーザー獲得に限らず様々なマーケティング目的での効果が期待できるようになっています。

動画広告の出稿目的

引用:https://ferret-plus.com/10576

上記の動画広告の出稿目的を見てみても、「認知獲得」が91.7%と一番高く、Webサイトへの誘導であったり、想起率のアップ、理解促進、購買促進などよりも認知に比重が置かれていることがわかります。TVCMなどに近いイメージで出稿されているのかもしれません。

動画広告の効果

気になる動画広告の効果ですが、動画広告はクリック率が高くなる傾向があります。

動画広告の効果

引用:https://liskul.com/videoad-15679

通常バナーと比較してみると、CTR(クリック率)は動画の方が高いです。先ほど、動画広告の大きな強みとなるのが「伝えられる情報量」とお伝えしましたが、この強みとそもそも動画が目を引きやすいものであるということがクリック率の高さにつながっていると考えられます。

加えて、動画広告は、ユーザーの購買行動にも影響を与えるだけでなく、ブランディングにも効果的です。

動画広告の種類

動画広告の種類は大きく分けると、「インストリーム広告」、「インバナー広告」、「インフィード広告(インリード広告)」の3種類です。

動画広告の種類

引用:http://yahoojp-video.tumblr.com/post/155664048347/20170110

  • インストリーム広告
    インストリーム広告とは、動画サイトで配信される広告形態の1つで、YouTubeなどで目にしたことがある方も多いと思います。メインの動画コンテンツの前後、もしくは途中に表示される広告です。このインストリーム広告の中でも、本編の前に再生されるものは「プレロール」、再生中に差し込まれるものは「ミッドロール」、終了後に流れるものは「ポストロール」と呼ばれ、分類されています。

    インストリーム以外の動画広告は「アウトストリーム広告」という括りになります。
  • インバナー広告
    アウトストリーム広告の1つであるインバナー広告とは、サイト内のバナー枠に表示される動画広告のことです。DSP(Demand-Side Platform、広告配信サービス)でターゲットを絞って配信されることが多いタイプです。基本的にスキップ機能はないため、最後まで動画広告を流すことが可能ですが、気づかれにくいという面もあります。
  • インフィード広告
    こちらもアウトストリーム広告の1つであるインフィード広告とはメインコンテンツの間に挟まれて表示される広告です。Facebook、Twitter、Instagram、LINEといったSNSのフィード(タイムライン)に表示されるものもインフィード広告です。違和感なく広告を溶け込ませ、ユーザーにストレスを与えずに情報を届けることができます。
  • インリード広告
    スマートフォンなどで、ユーザーがウェブページをスクロールした際に表示される動画広告でニュース記事などに差し込まれます。前述した広告の種類のなかで、もっとも新しいものです。

動画広告のまとめ

マーケティングの目的が、認知拡大でもブランディングでも購入意欲促進でもユーザー獲得でも、動画は非常に効果的な広告形態の一つです。またスマホのインターネット環境の改善に伴って急激に広告在庫が増えている配信フォーマットでもあります。

うまく活用することにより、プロモーションの最大化やユーザー活性化を行うことに繋がります。動画広告を検討されている方はぜひ、参考にしてみてください。

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