広告運用の自動化で、できることとできないこととは?

広告運用の自動化でできることとできないこととは?

現在、マーケターや広告運用担当者の人手不足やアドテク技術の進歩などにより、広告運用の自動化が進んでいます。

今回は、広告運用の自動化で、できることとできないことを説明しながら、自動化するにあたってのポイントも交えてご紹介していきます。

広告配信するには、大きく3つのステップがあります。

広告配信の3ステップ

① 広告出稿
(広告配信するために行うキャンペーンの設計と設定、効果計測ツールの設定など)

② 広告運用
(入札単価や予算配分の調整、効果の悪い広告の停止、新しいクリエイティブの追加など)

③ 広告レポート
(広告効果を定量的に分析・検証し、次の改善に繋げる)

これらのプロセスを、PDCAをまわしながら、改善する必要があります。

上記のステップの中でも、自動化できる部分と人が行わないといけない部分に分けることができます。

今回は広告運用において、自動化できる業務とそうでない業務を分けてご紹介しようと思います。

広告運用の自動化でできること

1.キーワードの抽出(広告設定)

Google/Yahoo!の検索広告やSNS・ソーシャル広告のキーワードターゲティングにおける「キーワード抽出」は広告運用でも最初に行うことが多い作業であり、狙ったユーザーに広告を配信するために、とても重要な業務です。

これまでは、Google 広告のキーワードプランナーやサジェストキーワードなどを活用して手動でキーワード選定していましたが、現在では「動的広告」と言われる機能で、広告配信するサイトのURLを入力すれば、システムが自動的にサイトから広告用のキーワードを抽出してくれます。

「動的広告」について詳しく説明されています。

2.入札・予算配分(広告運用)

入札や予算配分は、広告出稿後に行う作業であり、現在は自動入札ツールや自動運用ツールが広く利用されています。

Facebook・Instagram・Twitter 広告の自動運用を支援する「Roboma AI」

Roboma AI は、広告運用において予算配分や広告ON/OFFなど人が行う作業を自動化することにより、「工数削減」「品質向上」「効果改善」などを実現するサービスです。

例えば、キャンペーンにおける予算配分を最適化したり、効果に応じて広告を自動ON/OFFしたり、キーワードターゲティングのキーワードを自動選定することにより、広告効果を平均20%以上改善することができます。

https://roboma.io/ai/

3.広告レポートの作成

広告レポートの作成は数字の確認を行う重要な業務です。日々、数字をチェックして、分析し、PDCA をまわす必要があるため、非常に業務負荷の高い部分です。広告レポートにおいても自動化ツールなどが広く使われています。

広告特化のダッシュボード&広告レポート作成を自動化する「Roboma BI」

Roboma BI は、Google、Yahoo!、Facebook 広告などの広告媒体から広告配信データを自動収集、一元管理し、グラフで可視化したり、広告配信レポートを自動作成することができるダッシュボードサービスです。

1クリックで広告アカウントとの連携できるためすぐに使うことができ、リアルタイムに状況を把握できるメリットがあります。

https://roboma.io/

広告運用の自動化でできないこと

1.アカウント構成・キャンペーン設計(広告設定)

アカウント構成・キャンペーン設計とは、広告アカウントの中でキャンペーンや広告グループ、広告をどのような構成で組み立てるかということです。

アカウント・キャンペーン設計は商品・サービスの内容やターゲットユーザーを正しく理解しておく必要があります。また、広告予算や配信期間によって柔軟に変える必要があるため、自動化が難しく、現在は人が行うことが多いです。

2.クリエイティブ制作(広告運用)

クリエイティブ制作とは、広告に使う画像や動画などを制作する工程です。こちらも、デザインやセンスが問われるため、自動化が難しいです。

またいくらカッコ良いバナーを作ったとしても、ユーザーの潜在的なニーズを理解していなければ、良い結果に繋がらないため、データによる分析とデザインによるセンスが求められる領域です。

広告運用の自動化で成果を出すためのポイント

広告運用の自動化で成果を出すためには、情報量(データの蓄積)が必要です。

情報がないと、AIが学習することができないため、自動化の母数となる情報量(データの蓄積)が必要になってきます。

また自動化する以前に、人が行う初期設定が広告運用の成果を大きく左右するため、広告運用に携わる「人」が、プロモーションするサービスや商品について深く理解し知っておく必要があります。

ここでいう「人」とは、「マーケティング担当者」や「広告運用担当者」のことを指します。

広告運用の自動化まとめ

いかがでしたでしょうか。

現在、広告運用で自動化できることは限られていますが、今後ますます自動化できる範囲は広がっていくと考えられます。

また、自動化できるかできないかの境目は、データによって定量化できるかできないかによって決まります。

数値化できるものは自動化しやすく、ユーザーの潜在的なニーズを分析したり戦略を立てる業務は自動化が難しいということです。

広告運用を100%自動化することはとても難しく、上記で述べたとおり、広告運用の自動化を成功させるためには、「人」が行う作業も重要になってきます。

「人」が、プロモーションするサービスや商品をしっかりと理解して、自動化できる業務はうまく効率化して、人はより本質的な業務に集中することが、成功への近道ではないでしょうか。

Web広告運用はなぜ辛いと感じるのか?

2019.04.10