【Roboma 導入事例】レポートの一元管理で、時間・コストの無駄が解消 (株式会社 JUBILEE WORKS 吉本様)

株式会社 JUBILEE WORKS

みなさんこんにちは。広告運用の自動化サービス ROBOMA(ロボマ)の運営チームです。

株式会社 JUBILEE WORKS では、家族やカップルのためのスケジュール共有カレンダー「TimeTree(タイムツリー)」において Roboma(ロボマ)をご利用いただいています。

今回は、「TimeTree(タイムツリー)」におけるマーケティングについて吉本様にお話をお伺いしました。

– TimeTreeについて教えて下さい。

「誰かと何かをやる」を前提とした、「カレンダー共有アプリ」です。カレンダーを共有することでできる人間関係をコンセプトにしております。家族の壁掛けカレンダーのような感じです。

– 吉本さんの担当されている業務を教えてください。

サービスの企画、新機能開発とか機能のブラッシュアップが半分。マーケティング業務が半分です。昔はそれに加えて CS もやっていました。

 – どのようなマーケティングを行っていますか?

まず、ターゲットとしては、直近でユーザの課題解決度の高いところを抑えようとしております。だいたい25歳から30歳ぐらいの若い夫婦で、どんな課題解決かというと、家族のすれ違いというところを解決しています。
例えば、旦那さんが飲み会に行っちゃって、晩ご飯がいらなくなってしまうケースなど、事前に共有しておくと、すれ違いが解消されます。特に未就学児のお子さんがいらっしゃるご家庭は、奥さんが忙しくなり、スケジュールの食い違いなどが致命的な問題になりかねないので、そういった方々に使ってもらいたいというのがあります。

 – 具体的にはどのような広告をやっていますか?

Facebook 、Instagram を中心にやっています。その他、一通りやってはいますが、特に Instagram の効果が良いです。また、今は TVCM や電車内の広告もやっています。

– TVCM は、どのような狙いでやられているのですか?

TimeTree はサブスクリプションモデルではないので、新規でユーザを集めることに重きを置いています。ユーザをどんどん集めていくという観点からいうと、デジタル広告には限度があると思っています。アプリは1日に入ってくるベースのインストール量というものがあって、そのベースはデジタル広告ではなかなか増えにくいものだと考えています。
そういった増えにくくなったタイミングで TVCM をやると、ベースのオーガニックのインストールが増えるんです。認知度を上げ、ベースを上げるために TVCM を行っているということになりますね。

– 電車広告は、どのような狙いでやられているのですか?

電車広告は、認知度を上げ、ベースを上げることに加えて、ユーザの広告に接触するときの感覚を大事にしております。電車の中でスケジュール調整する方が多い中で、さりげなく、スマホを使い終えて顔をあげた時に目に入るような形にしています。ユーザの邪魔をする広告は入れたくないので、無理にアピールする広告ではなく、ふっとした時に目に入るような、生活に溶け込む広告を心がけています。

– Roboma を導入したきっかけを教えて下さい。

基本的に広告計測ツールを入れているのですが、媒体横断的な比較が面倒だなと思っていて。横断的に比較をして、どこの媒体にどれくらいの予算を寄せるかなどを、瞬時に判断することができるようなツールがあればいいなと思っていました。
また、さらにいうと、そういった横断比較ができるツールの中で、媒体予算を自動的に配分したいと思っていたので、「運用の自動化」という今後の展開が期待出来る Roboma に惹かれました。
やはり弊社もスタートアップなので、限られた予算の中で、時間の無駄・コストの無駄がないようにしなくてはなりません。Roboma を使うことにより、「レポートの一元管理」で、時間の無駄が解消され、「媒体を横断した自動運用」で、コストの無駄が解消されるなと思いました。

 – マーケティングにおいて、大事にされていることはありますか?

先ほどもお伝えした通り、デジタル広告では効率化を進めやすいので、そこは突き詰めていきますが、その繰り返しではなかなかユーザー層の規模は増えにくいです。そこでベースラインをあげるため、より多くのユーザに自然な形で認知していただくような広告のプランニングが必要となります。サービスや組織によって様々ですが、そういった全体の設計や、コスト効率を追求するところと、そうでないところのバランス感覚が大事だと思います。

– Roboma に期待することはありますか?

今後 Roboma で展開予定である媒体横断の運用自動化には期待しております。
また、アトリビューションの中間のところをコスト配分の一つとして計算したいなと思っています。 ラストクリックだけで判断するより、もう少し踏み込んで、アトリビューションまわりも含めた統合的なコスト配分が自動運用でできたら嬉しいなと思います。

 – TimeTree の今後の展望について教えて下さい。

一つは外部公開 API を提供していく予定です。例えば、外部サイトやアプリに「TimeTree に追加ボタン」みたいなのがあり、それを押すと TimeTree に予定が登録されるといったものです。これにより、より簡単に様々な場面で TimeTree に予定を登録するということを実現したいと思っています。
もう一つ、「TimeTree Ads」という広告プロダクトを展開していきます。これは TimeTree 内で表示される広告プロダクトです。特徴としては、興味関心型のターゲティングではなく、TimeTree に登録されている予定情報を活用します。予定はユーザーが「いつ、何をするか」という行動情報になので、それにターゲティングができるというものです。
このような様々な機能などを通じて、TimeTree は予定が集積するプラットフォームを目指しています。