Twitter広告とは?特徴や種類、料金体系

Twitter広告とは

SNS といえば、Facebook、Instagram、そして Twitter が真っ先に思いつくのではないでしょうか。

Twitter の国内月間アクティブユーザー数は4,500万人(2017年10月時点)となっており、Facebookの国内月間アクティブユーザー数2,800万人(2017年9月時点)、Instagramの国内月間アクティブユーザー数2,000万人(2017年10月時点)と比較しても非常に多くの人に使用されている SNS であることがこのデータから分かります。

Twitterの性年齢別ユーザー数(国内)

Twitterのユーザー層も幅が広く、20代を中心に30代、40代、50代のユーザーも少なくありません。今回はそんな Twitterで広告配信が可能なTwitter広告についてご紹介したいと思います。

Twitter広告の特徴:二次拡散

Twitter広告の最大の特徴は、二次拡散が狙えるというところです。

Twitter広告は、ユーザーの行動(エンゲージメント)ベースで課金される、エンゲージメント課金という成果報酬型の課金方法を採用していますが、二次拡散以降はエンゲージメント課金が発生しない仕組みになっています。

この二次拡散とは、例えば、Aさんが広告Xを見てリツイートをし、BさんがAさんの広告Xのリツイートを見てさらにリツイートをした場合のことを言います。この二次拡散がされればされるほど、広告費を抑えながら広告の効果もアップするようになっているというわけです。

3種類のTwitter広告

Twitter広告の種類

Twitter広告には以下の3種類があります。

・プロモアカウント

・プロモトレンド

・プロモツイート

プロモアカウント

Twitterのアカウントを宣伝するためのものです。

タイムライン、おすすめのユーザー、検索結果など、あらゆる場所に広告は表示されます。プロモアカウントはフォロワーの数を一気に増やすことに向いているので、購入、ダウンロード、および登録の数などを増やしたい時には便利な広告手法です。

プロモトレンド

おすすめトレンドの一番上に表示され、キーワードやハッシュタグを表示させることができます。

タイムリーな話題のキーワードに、このプロモトレンドを使って自社キャンペーンや新商品を紹介できるようなキーワードが入っていると、新規ユーザーの獲得に役立てることができます。

ちなみに、タイミングによりますが、50人ぐらいが短期間でツイートするとオーガニックでトレンドに載ることがあるそうです (Twitter 担当者談)。

プロモツイート

アカウントではなくツイート単体を宣伝することで、幅広いユーザー層にメッセージを届けたり、既存のフォロワーからのエンゲージメントを刺激できる広告です。

Twitter広告には「プロモーション」というラベルが付けられ、他のツイートとは区別されます。

Twitter広告のキャンペーンの種類

Twitter広告をはじめると、まず、目的別のキャンペーンを作ることになります。

キャンペーンとは、プロモツイート(広告主がお金を支払う代わりに、幅広い利用者層にリーチしたり既存フォロワーからのエンゲージメントを獲得したりできます)を活用するための様々な方法です。

Twitter広告のキャンペーンの種類は8つあります。

Twitter キャンペーン種類

・ブランド認知度の向上

 ツイートをプロモーションしてリーチを最大化

・ツイートのエンゲージメント

 会話を始める可能性の高い適切なオーディエンスにコンテンツを表示

・動画の再生数

 動画コンテンツの再生回数を最大化

・フォロワー

 Twitterのフォロワー数を増やす

・ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン

 ウェブサイトをプロモーションしてサイト訪問数やコンバージョン数を増やす

・アプリのインストール数または起動回数

 アプリをプロモーションしてダウンロード数や起動回数を増やす

 ※業界的には、Mobile App Promotion (MAP) とも呼ばれます。

・インストリーム動画

 動画コンテンツを関連性の高いパブリッシャーコンテンツにプレロール動画として表示

・クイックプロモート

 目的に基づくキャンペーンを実施する時間がない場合に使用

Twitter広告のターゲティング種類

Twitter広告では様々なターゲティング方法があるのが特徴です。

Twitter広告のターゲティング種類

引用:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-31554/

Twitter広告では広告グループにおいてターゲティングを組み合わせて設定することができます。

Twitter広告グループでのターゲティング設定

特徴的なターゲティング手法は主に以下の3種類があります。

・キーワードターゲティング

・ハンドルターゲティング(フォロワー)

・インタレストターゲティング

キーワードターゲティング

キーワードターゲティングは、こちらで設定したキーワードを含んだツイートをしたユーザーと、そのツイートに反応したユーザーに対して広告を配信することができます。

またキーワードターゲティングでは、ターゲティングしたいキーワードを入力し、「部分一致」と「フレーズ一致」のどちらで使うかを選びます。

「部分一致」では、語順などは関係なく、入力したキーワードが全て含まれているツイートに対して広告が表示されます。

「フレーズ一致」では、入力したキーワードが語順通りにツイートに含まれていた場合に広告が表示されます。

特にTwitterでは、「トレンドワード」というタイムリーに変化する人気キーワードを盛り込むことで多くのリーチを稼ぐことができます。これは時間と共に変化するため、世の中の動きやツイート動向を常に確認する必要があります。

Twitterのトレンドワード

ハンドルターゲティング(フォロワー)

自社サービスに関連するハンドル(ユーザー名)などを基本として、ターゲットになり得るハンドルを指定し、そのフォロワーに配信を行うターゲティング方法です。

競合やターゲットユーザーを抱えているであろうハンドルを指定することで、そのフォロワーに広告を表示させることが可能です。リスティングなどでは難しい競合ターゲティングを行うことができます。

また、フォロワー数の多いハンドルを指定することで広範囲に配信することができるので、芸能人のフォロワーに対し配信したりすることも有効的です。

ちなみにハンドルとは、Twitterアカウントの「@———」部分のことです。

こちらも常に人気のハンドルは変化しますし、ハンドルのよってフォロワーの質も変わってきますので、実際に配信してみて効果の良いハンドルに絞って運用していくことも重要な要素となります。

インタレストターゲティング

人々の興味や関心のあるものの相関図(インタレストグラフ)を利用し、アクティブユーザーが興味を持っているトピックに合わせたツイートを表示します。

ユーザーのターゲット精度は落ちますが、より広範囲に配信することができます。

 

いずれのターゲティング手法においても、重要なのは「運用」です。

Twitterの特性上これらのターゲティング情報はリアルタイムに変化していきますので、Twitter社が推奨しているとおり「ターゲティング情報を定期的に見直すこと」がTwitterの広告運用で効果を上げるために非常に重要であることは間違いありません。

また、広告グループ間でターゲットがかぶると競合してしまうため、なるべく被らないように運用することも大事です。

Twitter広告の料金体系

Twitter広告はリスティング広告などと同様にオークション形式の課金体系になっています。課金のタイミングは上記でご紹介したTwitter広告のキャンペーンによって異なります。

例えば、フォロワー獲得目的だった場合、フォロワー獲得1件につき費用が発生するようになっています。

最低金額や最低利用期間に制限がないため、1円からでも出稿することができ、いつでも出稿を開始・停止することができます。

実際にTwitter広告を出稿する方法には以下の2つがあります。

Yahoo!から出稿する方法

Yahoo!プロモーション広告を利用する方法で、Yahoo!の広告出稿プラットフォームに必要事項を記入し、いくつか設定を行うだけで初心者でも簡単にTwitter広告を出稿できます。支払い方法はクレジットカード決済か銀行振込から選べます。

セルフサービスで出稿する方法

Yahoo!を介さず、直接Twitterに広告を出稿するセルフサービス式です。Yahoo!タグマネージャーを導入する必要がなく、Twitter広告のアクセス解析ツール「Twitterアナリティクス」を無料で利用できます。セルフサービス式は個人事業主や中小企業が対象です。決済方法はクレジットカードのみです。

Twitter広告のクリエイティブ

ユーザーへの様々な訴求が可能なフォーマットが用意されており、クリエイティブは大きく分けて5つに分類できます。

・通常のツイート

・画像つきツイート

・動画つきツイート

・Twitterカード

・その他

通常のツイート(テキストのみ)

通常のツイート同様140文字以内のテキストのみの広告です。

非常にシンプルですが、他のツイートと馴染み、違和感なくユーザーにアプローチが可能です。

画像つきツイート

通常のツイートに画像が追加された広告です。

GIF画像など工夫をすると、より目を引きます。複数の画像を加えることも可能です。

動画つきツイート

動画が追加された広告です。

テキストのみの広告や画像つきの広告よりもたくさんの情報を伝えることができるため、より印象に残るアプローチが可能です。

Twitterカード

ツイート内にリッチにコンテンツを表示させることができる広告です。

画像にリンクを設定できるため、ウェブサイトやアプリダウンロード、アプリエンゲージメント、ツイートの拡散促進に効果的です。

Twitterカードは、Summary Card、Summary Card with Large Image、App Card(アプリ配布用)、Player Card(動画サイト用)の4種類あります。

Summary Card
Sumarry Card

画像:http://cly7796.net/wp/other/determine-the-type-of-twitter-card/

Summary Card with Large Image
Summary Card with Large Image

画像:http://cly7796.net/wp/other/determine-the-type-of-twitter-card/

App Card
App Card

画像:http://cly7796.net/wp/other/determine-the-type-of-twitter-card/

Player Card
Player Card

画像:http://cly7796.net/wp/other/determine-the-type-of-twitter-card/

効果的なTwitterクリエイティブ事例

Twitter広告は面白い広告なども可能で、拡散もしやすいです。

例えば、国内大手コンビニチェーン、セブンイレブン・ジャパンの公式アカウントでは、7月11日を「セブンイレブンの日」としてイベントのような告知を行っていました。

セブンイレブン・ジャパン公式アカウントによる「セブンイレブンの日」PR

こういったお祭りのような内容はTwitterでも話題になりやすく、高い反響があったようです。つまり、まずはユーザーに興味を持ってもらうことが重要というわけです。

また、親しみやすいクリエイティブを作ることで効果をあげている事例もあります。

Twitter広告ツイート改善

引用:https://webbu.jp/twitter_ad-314

企業やブランド目線ではなく、ユーザー目線で悩みや課題を言葉にしてあげることで、より親しみやすくエンゲージメントの高いクリエイティブにすることができます。このケースではCTRが10倍になりCPCが半分になったとのことです。

実際にTwitter広告で効果を上げているマーケターの方は「バズるには、プロモ以前にコンテンツ力が大事」と言っていました。Twitterで拡散することを前提に「商品企画やプレスリリースから考える」ということまでされているそうです。

まとめ

Twitter広告をご検討の方は、この記事を参考に、ターゲティングやクリエイティブの改善を行なって効果のある広告配信に挑戦してみてくださいね。