TikTok 運用型広告の特徴と出稿方法

TikTok運用型広告の特徴と出稿方法

TikTok(ティック・トック)は主に15秒程度の動画を投稿するアプリで、洋楽やJ-POPなどの音楽に合わせて決められた振り付けを踊った動画や口パクでアフレコをする動画が若者を中心に人気を集めています。

多彩なフィルターや映像効果で簡単に編集でき、独自のアルゴリズムによって30分視聴を続けていると自分にフィットしたコンテンツが出てくることも人気の理由です。

多くのフォロワーがいるTikTokerはInstagramerやYouTuberなどのインフルエンサーと同様に、大きな影響力を持ちます。この一年で月間アクティブユーザー数が950万人になり、2018年7月の国内月間再生数は130億回の規模にまで成長しました。

そんなTikTokでは運用型広告も開始され話題になっています。今日は「TikTok運用型広告」の特徴や出稿方法についてご紹介したいと思います。

3種類のTikTok純広告

TikTok広告は純広告が主流でしたが、2018年10月から運用型広告も開始されました。純広告には主に以下の3種類があります。

  1. アプリ起動画面広告
  2. インフィード広告
  3. #チャレンジ
#チャレンジ

引用:https://techable.jp/archives/93199

アプリ起動画面広告

  • 金額:600万円
  • CPM:3,000円
  • 想定IMP:2,000,000回
  • 広告形式:画像3秒/GIF 3-5秒
  • 計測データ:インプレッション、クリック

アプリ起動時に全画面で露出する広告です。1日1社限定での配信となり広告主側で希望のランディングページに誘導することが可能です。起動画面で画面全体に表示されるため、訴求力が強く、一気にユーザーに拡散できます。しかし、1日1枠の限定メニューのため、コスト面のハードルは高いです。

インフィード広告

  • 金額:640万円
  • CPM:4,000円
  • 想定IMP:1,600,000回/日
  • 計測データ:インプレッション、クリック、クリック率、エンゲージメント系数値など

アプリ起動後に出てくるフィード上に出てくる広告です。毎日1企業独占のインフィード広告の中でも1番目に出せる広告商品「One Day Max」と最初の60ビデオ内に広告を見せることができ、1日につき4つの広告主に限定される「Brand Premium」とに分かれます。

スマホ画面を100%占有でき、全画面の広告が利用者ほぼ全員が視聴するメインの「おすすめ投稿」に表示されるため、かなり訴求力が強い商品です。またオーガニックの投稿と同様に「いいね」「コメント」「シェア」もつくのでコンテンツで興味を引くことが出来ればより広告効果を上げることができます。

#チャレンジ

100万円争奪チャレンジ 100万円争奪チャレンジ 100万円争奪チャレンジ
  • 金額:800万円または2,000万円(チャレンジ誘導補助がどれくらいあるかで変化)
  • 計測データ:バナーのIMP・クリック、#チャレンジページのPV、エンゲージメントユーザー、動画投稿数、すべてのビデオのエンゲージメントなど

ハッシュタグ(#)を活用して特定のテーマを作って動画投稿を促すタイアップ広告です。多くの人に動画投稿に参加してもらうことで、エンゲージメントを高め、ユーザー生成コンテンツ(UGC)を促進することができます。また、下のアイコン左から2つ目のDiscovery page(発見ページ)のTOPにバナーを出すことができるため、TikTok側でも大きな注目を集めるように補助してくれています。

TV番組やCMや流行語と掛け合わせたようなチャレンジを作れば盛り上がるかと思います。動画の閲覧だけでなく、投稿自体を促していく施策になるので、バズればブランド認知拡大に大きく貢献します。ユーザーにコンテンツとして受け入れられやすいため、オーガニックの投稿からキャンペーンを拡散しやすい商品です。ただし、やはりこちらも広告コストは高くなります。

TikTok運用型広告とは

2018年10月よりTikTok運用型広告枠のテスト配信が実施され、これに合わせセプテーニ社では先行してテスト配信を開始し、話題になりました。また同社は今後の本格運用に向けてTikTok専門のクリエイティブ研究チームTikTok LABを設立するなど、TikTokの運用型広告は大手企業からも注目を集めている広告です。

TikTok 運用型広告の特徴

運用型広告の特徴は以下のようなものが挙げられます。

  • オーガニック投稿に紛れて配信される
  • 「おすすめ」チャンネル内にて配信される
  • 全画面でコンテンツを訴求することができる
  • 5 秒〜15 秒の縦画面動画を自動再生する
  • 広告主ランディングページ、またはアプリストアに誘導することができる

オーガニック投稿に紛れて広告と意識させず、自然にユーザーに訴求することが可能です。また、全画面表示であることからインパクトも大きく、広告に対してコメントや拡散をすることもできます。

ターゲティングの種類

ターゲティングの種類は以下の通りです。

  • OS:iOS、Android
  • 性別:男性、女性、すべて
  • 時間帯:30分単位、すべて
  • 通信環境:Wi-Fi、4G、3G、2G、すべて
  • オーディエンス:リターゲティング、デリートターゲティング
  • 言語:日本語、中国語
  • 地域:日本(都道府県単位)、中国、台湾

実装時期は未定ですが、今後年齢層や類似ユーザーターゲティング機能なども導入予定とされています。

掲載イメージ

掲載イメージ

引用:https://www.glad-cube.com/blog/?p=16516

動画、プロフィール画像、サービス名、テキスト、アクションボタンによって構成されます。プロフィール画像やテキスト、アクションボタンを押す、もしくは画面を左にスワイプすると、ランディングページやアプリストアに遷移する仕様となっています。

禁止コンテンツ

他広告媒体同様、 TikTok にも広告の入稿規定があります。TikTok 広告には禁止コンテンツがあり、以下のようなコンテンツは TikTok に広告掲載できません。

  • ギャンブル(パチンコ屋など)、風俗
  • 動画系/ライブ配信系アプリ
  • ソーシャルアプリ
  • マッチングアプリ
  • 動画撮影アプリ
  • アダルト、アダルト関連の出版物
  • 医療機構(整形外科など)
  • 医薬品
  • サプリメント
  • 医療機器
  • ゲーム
  • 金融サービス
  • 芸能事務所や音楽関連のアプリなどを宣伝するコンテンツ
  • アルコール、タバコ

広告素材規定

以下のようなクリエイティブ規定もあります。

  • 動画秒数規定:5〜15秒(推奨:9〜15秒)
  • 動画素材:9対16(720×1280)、容量500MB以下、音声必須、動画形式(.mp4/.mov/.mpeg/.3gp/.avi)
  • 静止画素材:1対1(98×98)、容量50KB以下、画像形式(JPG、JPEG、PNG)
  • テキスト素材:半角12〜80文字以内(全角6〜40文字以内)

広告素材の重要な訴求は動画の中央にあるように作成することを推奨しています。クリエイティブの掲載可否の基準は厳しいため、極端な表現は推奨しないとのことです。またTikTok を利用して撮影した動画を広告素材として使用することは「不可」とされているので注意しましょう。

まとめ:伸び代のあるTikTok広告

2018 年 10 月に運用型広告の配信が開始され、取り扱いがある広告代理店も少なく、利用している広告主もまだまだ多くはありませんがこれから伸びていく動画広告であると言えるでしょう。

TikTok(ティックトック)を使ったマーケティング戦略とは

2018.12.12