新しい広告、デジタル音声広告とは?

新しい広告の形、デジタル音声広告とは?

近年、デジタル音声広告(オーディオアド)と呼ばれる広告が注目を集めています。日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、海外ではアメリカを中心として市場が大きく伸びてきています。

そこで今回は、デジタル音声広告の持つ特徴となぜ注目されてるのかについてご紹介します。

デジタル音声広告(オーディオアド)とは

デジタル音声広告とは、Spotify(スポティファイ)などの音楽配信サービスで流れる音声だけの広告のことです。

音声だけの広告は、もともとラジオ番組の合間に流れるラジオ広告が主流でした。しかし、スマホの普及により多くの音楽配信サービスやアプリが登場し、個人のデバイスで音楽を聞くユーザーが増えたことで、注目を集めるようになりました。

また、Amazon Audible などのオーディオブックや、Google Home、Amazon Echo といったスマートスピーカーなどの普及により、今後は家庭内でも音声広告が主流になる可能性があります。

音声広告が注目されている理由

海外市場の成長

ポッドキャスト 市場

引用:https://syncad.jp/news_otonal-joqr/

こちらはアメリカの音声コンテンツサービス「Podcast(ポッドキャスト)」におけるデジタル音声広告の推移です。年々市場規模は拡大しています。

現在日本でも注目されている理由の一つとして、海外の市場規模が拡大していることが挙げられます。

ユーザー受けの良さ

広告配信において、いかに不快感や胡散臭さを消すかということはとても重要です。

2019年のAdobeが行った18歳以上の米国人消費者1000人を対象にした音声広告による調査によると、25%の人はスマートスピーカーで音声広告を聞いたことがあると答え、その多くが問題ないと回答しました。また、消費者のおよそ40%が、音声広告はテレビやSNS、オンラインの広告よりも押しつけがましくないと答え、39%は音声広告は他のチャネルよりも興味を引くと回答しています。

このアンケート結果より、視覚に訴えかける広告よりも聴覚に訴えかける音声広告のほうがユーザーの反応が良い傾向が受け取れます。

デジタル音声広告の特徴とメリット

ターゲティング効果が高い

デジタル音声広告では、検索リスティング広告などと同じように検索ワードやユーザー属性、位置情報などからターゲティングすることが可能です。さらに、好きな音楽などの趣味趣向でもターゲティングすることが可能なので、どのユーザー層にリーチしたいかを細かく設定することができます。

対話型音声広告

chatbot AI

引用:https://amp.review/2018/12/17/ai-chat_bot/

デジタル音声広告では、ラジオや音楽の間に流す広告以外にも「対話型音声広告」と呼ばれる手法でユーザーにリーチすることができます。対話型音声広告とはSiriやChatbotのような音声アシスタントを使い対話形式で行う広告配信方法です。アンケートのような対話形式で理解を促進することで、その商品についての具体的な情報や別の商品の紹介をユーザーの反応に合わせて変えることができます。

ながら聞きが可能

音声広告が従来の広告と違う点は「聴く」広告である点です。動画広告などの場合は聴くだけでなく見るという動作も必要になります。しかし、聴覚に働くこのようなコンテンツは「朝の通勤電車」「運転しながら」「走りながら」といった何か別のことを行いながら楽しむことができるのです。つまり、先ほど述べたユーザーの反応の良さは、広告によって何かを妨げることが少ないからこそとも言えます。

アドフラウドが少ない

通常の広告と違い、デジタル音声広告はスキップすることができません。そのため、配信した広告を確実にユーザーへ届けられるという特徴を持っています。無駄な広告配信が行われるリスクを減らすことができます。

主な広告配信先

デジタル音声広告を出稿可能な主な広告配信先を3つ紹介します。

Spotify(スポティファイ)

Spotify 音声広告

公式サイト:https://saveor.hatenablog.com/entry/spotify-supotelifai

Spotifyは2006年に配信開始した音楽ストリーミングサービスです。現在では、ユーザー数世界最大のサービスとなっています。2020年2月には有料ユーザー数が1億2400万人に到達しました。PC・スマホ・タブレットに対応しています。

radiko(ラジコ)

radiko 音声広告

公式サイト:http://radiko.jp/

radikoは2010年4月に配信開始したラジオ視聴アプリです。2019年1月の月間ユニークユーザー700万人、デイリーユニークユーザーは120万人を超えています。アプリダウンロード数は2000万を超えており、93の民間放送と放送大学、NHKが参加しています。

Voicy(ボイシー)

Voicy 音声広告

公式サイト:https://voicy.jp/

Voicyは2016年に配信を開始した、パーソナリティによるフリートークやニュースを楽しむ日本初のボイスメディアです。2018年には利用者が30倍に増加し、今最も勢いのある音声アプリの一つといえます。

デジタル音声広告のまとめ

いかがだったでしょうか。

デジタル音声市場は2023年には全世界で利用者が15億人まで増えると予想されています。

従来の広告とは違う新しいフォーマットが生まれることにより、新しい表現方法も求められていくでしょう。いち早く試してみてはいかがでしょうか?

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