Facebook広告を利用する際、適切な掲載場所に適切な広告フォーマットで配信ができていますか?
広告の効果を最大化するためには、適切な方法でユーザーへアプローチする必要があります。掲載場所や掲載方法が様々なFacebook広告は特にそうです。
そこで今回は、Facebook広告の掲載面と利用可能なフォーマットについてご紹介します。
【目次】
Facebook広告の掲載面一覧
Facebook広告で広告を掲載できる場所についてご紹介します。
掲載場所の選択は、広告の作成時における[配置]セクションで選択することができます。また、配置方法には「自動」と「手動」の2パターンの選択方法があり、自動を選択するとこれからご紹介する全ての掲載面の中から、最適な場所に自動で掲載されます。
- Facebookフィード
Facebookのフィードに表示することができます。
画像や動画広告を掲載することが可能です。 - Facebookの右側広告枠
デスクトップでFacebookを利用しているユーザーに掲載できます。
ニュースフィード上に掲載される広告とは異なり、右側の広告枠に表示されます。 - Facebookストーリーズ
Facebookストーリーズ枠に掲載することができます。
- Facebook Marketplace
個人間で中古または新品の洋服、テレビ、自動車、不動産など、さまざまな商品を売買することが可能なFacebook MarketPlaceに掲載することができます。
Messenger(メッセンジャー)
Messengerとは、無料でSMSのようにやりとりをすることができるアプリのことです。広告作成時に配信の目的を[メッセージ]にすることで、この機能を利用することができます。
- Messenger受信箱
Messengerのフィード内に出稿できます。広告がタップされると、広告の詳細が表示される仕組みになっています。
- Messengerストーリーズ
Instagram広告と同様、Messengerのストーリーズ枠に表示されます。
- Messenger広告メッセージ
Messengerアプリ利用者のみに使用でき、これまでにやり取りしたことがある利用者にメッセージとして広告を表示することができます。
- Instagramフィード
Instagramのフィード内に、ユーザーの投稿と同じようなデザインで広告を出稿することができます。動画や複数の画像を使用することができるので、より多くの情報をユーザーに伝えることができます。
- Instagramストーリーズ
Instagramのストーリーズ枠に表示される広告です。ユーザーのスマートフォンの画面全体に表示できることが特徴です。最初の数秒で見た人の印象に残るクリエイティブを作成することが重要です。また、リンク先への誘導は上方向にスワイプすることによって行われるため、フィード内の広告と比較してリンクへの誘導を行いやすいことも特徴です。
Instagram広告についてはこちらの記事をご覧ください。
Audience Network(オーディエンスネットワーク)
Audience Networkとは、Facebook社と提携しているスマホアプリやスマホサイトへ広告を配信することができる機能です。主な配信先は以下の通りです。
dメニュー、auスマートパス、ジョルダン乗換案内、食べログ、Retty、
SEGA、A TEAM、mobage、Zaim(ザイム)、ジモティー、マンガボックス、漫画BANGなど
Facebook広告のフォーマット一覧
画像広告
画像一枚とテキストの最もメジャーな広告フォーマットです。
動画広告
フィード内やストーリーズに表示することのできる広告フォーマットです。画像広告よりも多くの情報をユーザーに伝えることができます。
スライドショー広告
3〜10枚の画像でスライドショーのように広告を作成できるフォーマットです。画像広告よりも多くの情報を伝えられ、動画広告のように動画作成の手間がかからないことが特徴です。
カルーセル広告
複数枚の画像や動画を表示できる広告フォーマットです。ユーザーは横にスワイプすることで全てのクリエイティブを見ることができます。
商品・サービスの使い方の手順を紹介したり、一つの商品を様々な角度からユーザーに訴求できる点が特徴です。
キャンバス広告
キャンバス広告は、広告をクリックすると全画面での商品・サービス紹介が立ち上がる、LPのような広告フォーマットです。
デザインを作成し、フォーマットに沿って作成することでLPのような遷移先を作成することができるため、工数の削減に役立ちます。
コレクション広告
コレクション広告とは、メインビジュアルと商品情報を組み合わせた広告フォーマットです。ユーザーが広告内で商品の詳細を確認しながらショッピングまで誘導することができることが特徴です。
ダイナミック広告
ダイナミック広告とは、ユーザーの過去の閲覧情報をもとに個人に適した広告クリエイティブを表示してくれるフォーマットです。ユーザーの過去の行動をもとに作成される広告なので、他の広告フォーマットと比較してCVRが高い傾向にあります。
リード獲得広告
リード獲得広告とは、ユーザーの個人情報を直接入力してもらい、自社のビジネスに関心の高いリードの獲得を広告内で全て完結させることができる広告フォーマットです。
ユーザーがFacebook上に登録している情報であれば自動で個人情報が入力されるため、離脱率も低下させられることができます。
クーポン広告
クーポン広告とは、Facebookページ上で自社の割引クーポンを広告として配信できる広告フォーマットです。店舗への来店や商品の購入を促進するのに適しています。
Facebook広告で利用可能な広告の種類まとめ
いかがだったでしょうか?
広告の掲載面や利用できるフォーマットを理解することで、自社に合った広告で適切なユーザーに広告を配信することが可能になります。この記事を参考に、成果の向上に生かしてみてください。
また、SNSは様々な属性のユーザーに利用されていることから、ターゲティング機能の活用も重要になってきます。合わせてこちらの記事もご覧ください。