Webマーケティングをしていく上で、自社の商品やサービスの魅力をユーザーに向けてアピールするためには、どの広告代理店を選ぶかという点はとても大切です。
しかし、「広告代理店って何を基準に選んだらいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、効果的な広告代理店の見極め方についてご紹介していきたいと思います。
広告代理店依頼とインハウス運用のメリット・デメリット
<広告代理店に依頼する場合>
メリット:
・自社の運用リソースを最小限に抑えられる
・高い専門知識を持った担当のサポートが受けられる
・施策を客観的に見ることができる
デメリット:
・代理店手数料が発生する(一般的に20~30%)
・インハウス運用と比べてスピード感が遅くなる
<インハウスで運用する場合>
メリット:
・自社で完結できるため、施策の実行スピードが早い
・コミュニケーションコストが抑えられる
・社内にノウハウを蓄積することができる
デメリット:
・自社の運用工数がかかる
・運用担当者の採用が難しい
・情報収拾を自分たちで行う必要がある
効果的な広告代理店選びの5つのポイント
いよいよ効果的な広告代理店選びの5つのポイントについてご紹介していきます。
1.広告の目的を共有してくれるか
広告を出稿する際には必ず目的があるはずです。登録数を増やしたい、購入数(売上)を増やしたい、サービス認知を高めたい、などの目的です。
これらの目的を達成するために、様々なアイデアを提供してくれたり、媒体・メディア横断的な施策などを一緒に考えてくれるか、計画の立て方やKPIの測定などをサポートしてくれる代理店かどうかを確認すると良いでしょう。
2.担当者の知識や経験
営業担当者がいくら優秀でも、実際に広告を運用するのは運用担当者です。そこで大事になるのが、運用担当者の知識や経験です。運用担当者を紹介してもらえるのであれば、直接会って話をするのが良いでしょう。
また、運用していく上で営業担当者と直接コミュニケーションを取ることの方が多いと思うので、運用に関する具体的な質問などを投げかけて、営業担当者にも知識があるかを確認してみてもいいかもしれません。
3.すぐにレスポンスが返ってくる
これから付き合っていく上で、レスポンスの速さは重要です。
代理店のレスポンスが遅いと、施策のスピード感がなくなったり、急なトラブルが起きた場合にすぐに対応することができなくなります。
運用の途中で予算や施策の内容を変更したい時など、臨機応変に対応することができなくなります。
基準としては、もちろん早いに越したことはないですが原則24時間以内でしょう。
4.定期的な提案がもらえる
定期的に自社に提案をしてくれる代理店は、基本的に良い代理店です。
良い代理店は毎回大きな施策を行うという訳ではなく、自社に役立ちそうな情報などを提案してくれます。
さらにその提案内容が自社に合うようにカスタマイズされているかも重要なチェックポイントです。自社の状況を踏まえて考えられたものであるかをチェックしましょう。
5.広告主の意見を鵜呑みにしない
広告主は必ずしも正しいわけではありません。
ですので自社がおかしいと思った時に間違っていると指摘してくれる広告代理店は、きちんと自社のことを考えてくれていると思えるので信頼することができます。主従関係ではなく、対等なパートナーシップというスタンスで付き合ってくれるかが大事になるでしょう。
広告代理店に依頼する場合の注意点
実際に広告代理店に依頼しようとする場合の注意点は、以下のようになります。
1.広告を出稿する上での目的を明確にする
広告代理店に依頼する際、目的を明確にすることが重要です。
その際に、ターゲットや狙いなどを共有することで目標達成のためにお互いが最善を尽くして活動することができます。ここを丁寧に行うことで、効果的に広告運用を行うことができるでしょう。
2.目標を設定する
広告出稿の目的を広告代理店と共有した上で、実際に数値としての目標を設定します。
この際に専門である広告代理店にその目標数値を達成するためにどうすればいいのか、予算はどのくらいかかるのかを相談するのがいいかと思います。それを達成するための具体的なスケジュールまで組むことができれば、やることが明確になり広告代理店の方も動きやすいかと思います。
効果的な広告代理店の見極め方のまとめ
今回は効果的な広告代理店の見極め方についてご紹介してきました。
売上をアップさせる上で、広告を出稿することが必要なフェーズが出てきます。その際に、自社の目的にあった広告代理店選びが必要になります。
広告代理店選びで迷っている方は、この記事を参考にどの広告代理店と組むのがベストか考えてみてください。