クラウド型RPA比較3選(BizteX cobit, Robotic Crowd, keywalker)

クラウド型RPA比較3選(Biztex cobit, Robotic Crowd, keywalker)

皆さんはRPAという言葉をご存知でしょうか。日本国内では2016年からRPAという言葉が使われ始め、今では、AIやIoTと並び、よく耳にする注目ITワードとなっています。

聞いたことはあるけれど「AIとは何が違うの?」という方も多いと思います。

今日はそんなRPAとは何かから、おすすめクラウド型RPA3選までご紹介したいと思います。

RPAとは何か?

「Robotic Process Automation」の略称です。単純なパソコン業務をパソコンの中にあるルールエンジンやAIなどの技術を備えたソフトウェアのロボットが代行・自動化することを指します。

企業の事務作業をロボットにより自動化することで、主にバックオフィス担当者の業務効率化につながると期待されています。このRPAという概念を実現するツールのことを、RPAツールと呼びます。

RPAの3段階

RPAは広義的に3つの段階あるとされており、それぞれの違いは、判断力と自己学習機能にあります。

第1段階は、定義されたルールに従ってデータの処理を行います。第2・3段階は、複数のデータをひも付けて分析し、システム自体で判断ルールを組み立てます。

Class1:RPA

Robotic Process Automationと呼ばれるこの段階は、狭義的な意味でのRPAです。決められた手順にしたがって、自動的に処理をしていくのが特徴です。人為的なミスを防ぐことはできますが、決められたこと以外はできません。単純作業の反復に組み込まれることが多いです。

Class2:EPA

Enhanced Process Automationと呼ばれる段階です。大量のデータを解析し、その結果を出力するのが主な仕事です。既存の画像をもとに新たな画像をカテゴリ分けする機能、ビッグデータから顧客の傾向を分析することができます。Class1と比べ、より大量のデータを処理・分析できます。

Class3:CA

Cognitive Automationと呼ばれる段階です。Class2と比べ、より自立した結果を出力できます。売上データや経済情勢、流行などを多面的に分析した経営意思決定が可能です。

例えば、顧客対応データをもとに自動対応するか、コールセンターに代わるか、資料を送付するかを、自動で判断し実行できる。このように、読み取ったデータを加味したうえで、多様な選択肢あるいは今までにない選択肢を提案できます。

RPAツールとAIの違い

両者はどちらも人間の作業を自動化してくれるシステムという位置づけとすることもできますが、RPAツールはあくまでも業務効率を向上させるためのソフトウェアであり、ツールです。

人間がデスクトップ上で行う操作を一定のルールに基づいて自動再現しますが、当然、そのルールは人間が判断・設定するものであり、実行するためのシステム環境も人間側でメンテナンスをすることが必要となります。狭義のRPAとは、3段階のうちClass1に該当します。比較的安価に簡単に導入できます。

一方、AIは自己学習機能をもつ自律的なものです。その技術を便利なツールとして利用することもできると同時に、データベースに蓄積された情報をもとに、その都度システムが自律的に物事を考え、判断することができます。そして、一定の結果を出すために大量のデータを紐付けして分析することができ、その結果をさらに次の判断に活かすことができます。AIは、Class2およびClass3に該当します。

RPAと相性の良い業種

RPAと相性の良い業種には以下のようなものが挙げられます。

  • 一定のルールに従って業務を繰り返す
  • データが構造化されている
  • Windowsやクラウドのアプリを使う
  • 業務が標準化されている
  • プロセスに3人以上のリソースを求められる
  • ヒューマンエラーが起こりやすい

RPAを導入するメリット

RPAを導入するメリットとして以下のようなものが挙げられます。

コスト削減

一般的には、RPAの適用によって従来のマンパワーに比べて25~50%のコスト削減が実現できると言われています。

ミス防止

人が長時間データ入力作業をすると、集中力を欠きヒューマンエラーが起こりやすくなります。一定のルールに基づいて行われる作業には、RPAを導入することで人為的なミスを大きく減少させることができます。

業務効率化

RPAのロボットは24時間365日稼働することができ、費用対効果は抜群です。それだけでなく、ルール化できる作業をRPAが担うことで、人間は人間にしかできない仕事に集中することができます。

RPA導入のメリット・デメリット

2019.02.28

RPAの種類

RPAツールは、提供形態によって以下の3つに分けられます。

クラウド型RPA

クラウド(データをパソコンやスマートフォンなどハード機器ではなくインターネット上に保存する場所、仮想のサーバ)を通じて提供される形式です。

パソコンにインストールすることなく、インターネット環境があれば申し込み後すぐに使うことができる手軽なRPAとして注目されています。

クラウドの大きな特徴でありメリットとして、コスト削減効果、高いストレージの拡張性、オンライン環境さえあればどこでも使える利便性、などが挙げられます。近年、被災時の業務継続といったリスク対策の側面もあり、企業や行政機関の情報システム運用はますますクラウド化が進むと予想されています。

オンプレミス型RPA

自社のサーバやコンピュータにRPAソフトウェアをインストールして使う形式です。

ルールベース、マクロ、スクリプトなどのような、ある程度決められたテンプレートをもとに、業務の自動化を進めていくことが可能です。そのため、自社内の他のシステムと連携できるようにカスタマイズしたり、社内のセキュリティポリシーにあわせた環境構築が可能です。ただし、自社の業務には完全にマッチしないこともあり、場合によっては業務フローの変更が必要なこともあります。

開発型RPA

要件定義の段階から個別に設計していく形式です。

パッケージ型のRPAツールをインストールするのではないため、自社の環境や連携するシステム、作業手順などに合わせて、最適な状態での開発が可能です。その代わり、要件定義から行うため多くの人員が必要になり、導入までの期間が長くなりがちです。また、それに合わせコストも高くなる傾向にあります。経営トップの主導により導入を進めるケースが一般的です。

クラウド型RPAに任せるべき業務

クラウド型RPAにはどんな業務を任せれば良いのでしょうか。そのポイントを3つご紹介します。

毎日ある一定の時間を割いている業務

レポート作成など、毎日ある一定時間を割いている業務を自動化できれば、そこに割いている時間を削減することができます。これにより社員をより創造性の高い仕事に時間を割り振ることができます。

マニュアルがある業務

RPAツールは、決められたルールに従って、自動的に処理することを得意とします。そのため、すでにマニュアルがある業務であればすぐに移行することができます。経費精算や請求書発行といった単純作業やミスが許されない作業などは、RPAツールに任せるほうが、ミスなく早く完了できます。

大きな業務ではなく、小さな業務から

まずは小さな業務からRPAツールに任せるようにしましょう。小さな業務から導入することで、成功例や失敗例が社内に蓄積され、それをもとに大きな業務をRPAツールに任せられるようになっていきます。それを繰り返していくことで、自動化に向いている業務、そうでない業務の区別もでき、今後の業務フローの改善に役立つ可能性もあります。

クラウド型RPA3選

BizteX cobit(ビズテックス・コビット)

BizteX cobit

PCやサーバーにインストールする必要がなく、初期投資を最小に抑えて即日導入ができ、ロボットの稼働に応じた従量課金で導入ができる点や、リアルタイムで機能改善や新機能が利用できる点が特徴です。ITの専門知識がない現場の業務担当者でもロボットを作成できることに主眼を置き、利用アカウントの発行数、作成できるロボットの台数はともに無制限です。

初期費用:一律30万円

月額:10万円・20万円・30万円の3タイプ

1週間無料トライアルプラン有

詳しくはこちら

Robotic Crowd(ロボティック・クラウド)

Robotic Crowd

環境整備やロボット用のパソコンの用意などの必要はなく、ドラッグアンドドロップで直感的にワークフローを組むことができるため、専門知識がなくても即日での導入が可能です。

また、業務用途ごとに高いカスタマイズ性も備えています。直感的にワークフローを組み立てられるヴィジュアルモードと、YAMLで記述できるエディタモードがあります。

ヴィジュアルモードでは、アクションを繋げていくことで簡単にワークフローを組み立てることができます。エディタモードでは、YAMLを用いたコードベースでのワークフロー設計ができます。

月額:10万円〜

無料プラン有

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keywalker(キーウォーカー)

keywalker

クラウド対応なのでいつでもどこからでも設定が可能。並列クローリングにより数千万・数億ページ規模のクローリングにも対応でき、Keywalker.jsという独自開発のブラウザ自動操作言語により、動的なサイトからも情報の抽出が可能です。

また、取得したデータは、Tableau(BIツール)と連携することで分析・可視化ができるのも特徴です。取得した値(在庫数など)が設定された閾値を超えた場合に自動でメール通知をしてくれるアラート機能なども備えています。

詳しくはこちら

まとめ

環境整備やインストールも不要で、インターネット環境があれば申し込み後すぐに使うことができる手軽なRPA、クラウド型RPAを活用して単純なデスクワークを効率化しましょう。

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2019.07.29