サイトを運営していると、
「ある記事がバズったけどなんでだ?」
「急激にアクセスが増えたけど検索経由かな」
といったようなことはありませんか?
そんな時には、Google Analytics(アナリティクス)を使うと流入元を特定することができます。
ただ、意外といろんなテクニックが含まれていて、初心者には取っつきづらいかもしれないので、今回は実際の方法についてかなり具体的にご紹介します。
なお、Google Analyticsの一般的な使い方に関しては、こちらのページをご覧ください。
Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法
1.Googleアナリティクスを開き、行動をクリックし、サイトコンテンツから全てのページをクリックします。
2.検索ボックスにアクセス数が伸びたページのURLの一部を入力します。
このURLの一部というのは、自社の記事でいうと、
“/blog/marketing/how-to-collect-reviews-of-twitter-with-slack-and-ifttt/”という感じです。
全部のURLを入力してしまうと、結果がうまく表示されないことがあるので注意が必要です。
3.「セカンダリディメンション」で「参照元 / メディア」を選択します。
「メディア」というのは、流入元の種類のことです。
例として、以下のようなものが挙げられます。
- organic:検索による流入
- referral:リンクを踏んでの流入
- display:ディスプレイ広告からの流入
- cpc:リスティング広告からの流入
- cpm:ディスプレイ・バナー広告からの流入
- none:流入元種類が不明
「参照元」というのは、具体的なサイト名のことです。(Yahoo!やGoogleなど)
するとこのようにどこから流入してきたのか見ることができます。
この場合「qiita.com」というサイトから流入してきていることがわかります。
また、ページの横にあるチェックボックスにチェックを入れると、上位5つにチェックが入って「グラフに表示」ボタンをクリックすると以下のようにグラフに表示され、変化がわかりやすくなります。
4.流入元を特定したら、次はどこのページからリンクされているのかを調べます。
先ほどのセカンダリディメンションで「完全なリファラー」を選択します。
実際にqiitaのページリンクが出てきたので、アクセスしてみます。
すると、自社の記事へのリンクが貼ってあることがわかりました。
その記事のいいねが736あったので、自社の記事もバズったんだなということが分かりました。
Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法のまとめ
いかがでしたでしょうか。
記事のアクセスが急に伸びた時に、この方法を使うことで簡単に流入元を特定することができます。
流入元を特定することで、今回のように他のサイトが自社の記事を載せたのか、オーガニック検索数が増えたのかなどがわかるようになるので、次の戦略も立てやすくなりますね。
参考にしてみてください。