情報社会の昨今、SNSユーザー数が日々増加しています。
この記事をみているあなたも少なくとも1つくらいはSNSを利用しているのではないでしょうか。
しかし、普段使用しているSNSのユーザー数を把握している方はかなり少ないのではないでしょうか。
今回は国内SNSのユーザー数とアクティブ率を徹底比較していきたいと思います。
Facebook(フェイスブック)
国内月間アクティブユーザー数:2800万人(2019年1月時点)
月間アクティブ率:56.1%(2019年1月時点)
Facebookは「実名登録」が多いことが特徴のSNSです。
他のSNSにはない機能が多く、コミュニティやビジネスページなども作ることができます。
クローズドなコミュニティ作りができることから、近年ではオンラインサロンの運用などに使われることも多いです。
Facebookに投稿はしないけれども、Facebookメッセンジャーだけは使っているというユーザーも多いのではないでしょうか。
すでに若年層がFacebookから離れつつあるので、今後ビジネスシーンなどでのFacebookの利用がより活発になるのではないかと予想されています。
Twitter(ツイッター)
国内月間アクティブユーザー数:4500万人(2018年10月時点)
月間アクティブ率:70.2%(2018年10月時点)
若年層に人気の140文字以内でつぶやくシンプルなSNSです。
リアルな友人関係だけでなく、好きな芸能人やコミュニティーなどの「興味関心」で繋がっているのが特徴です。
また、RT(リツイート)などによる「拡散」が早いのも特徴の1つです。
1日あたり5億件ものツイートが誕生していて、ユーザーのおよそ76%がモバイル端末でアクセスしていることからいつでもどこでも利用できるリアルタイムコミュニケーションを求めているユーザーが多いと言えます。
Instagram(インスタグラム)
国内月間アクティブユーザー数:2900万人(2018年9月時点)
月間アクティブ率:84.7%(2018年9月時点)
写真投稿・共有に特化したSNSです。
女性ユーザーが多く、「インスタ映え」という言葉も流行しました。
2018年6月には、投稿画像に商品名や値段をタグ付けでき、クリックするだけでECサイトに誘導できる「ショッピング機能」も利用できるようになりました。
Instagramから商品をそのまま購入できるようになるためEC事業者にとっては大きなチャンスになりそうです。また「ストーリーズ」や「ライブ配信」でユーザーとインタラクティブに商品紹介ができるようになり、ますますEC事業者による利用が活発化しています。実際ECとの相性は良く、身の回りのEC事業者でも高いROASを出しているところがあります。
拡散されにくいSNSではありますが、フォロワーに好まれるものをしっかりと発信できるという面があるので興味のあるユーザーに対して、有益な情報を正確に届けられるSNSといえます。
LINE(ライン)
国内月間アクティブユーザー数:7900万人(2018年12月時点)
月間アクティブ率:85%(2018年12月時点)
国内最大のSNSで、無料で通話やチャットができるメッセージアプリです。
最近では、数多くのスタンプやゲームなども提供しています。
幅広い年代の人が利用していて、アクティブ率も非常に高いです。
企業用のアカウントなども作ることが可能で、ビジネスにも使われています。
少し古いデータ(2015年)ですが、朝一で起動するアプリにおいて、「ブラウザ」「メール」に次ぐ第3位でした。学生だけで見ると、1位になっています。
国内SNSユーザーのまとめ
SNSは既に多くのユーザーにとっての欠かせない生活の一部となっています。オープンなコミュニティがある一方で、メッセンジャーのようにクローズドで熱量の高いコミュニティも台頭してきています。今後はオープンとクローズドなコミュニティを使い分けるユーザーが増えていくのではないでしょうか。
また、それに合わせて、企業のマーケティングの主戦場もSNSが中心となっていくでしょう。SNS(ソーシャル)広告は活用次第で大きな成果を生むことのできるマーケティング手法です。ユーザーの使い方をしっかり理解しながら、SNSをうまく活用することが今後の企業のマーケティング戦略において重要になってくるでしょう。