QUERY関数とは?Googleスプレッドシートでデータ検索する方法

QUERY関数とは?Googleスプレッドシートでデータ検索する方法

「たくさんあるデータの中から、自分が欲しいデータだけを抽出できたらもっと作業が捗るのに」

そう思ったことありませんか?

抽出したいデータが1つだけなら、VLOOKUP関数を使えば解決できます。

しかし、抽出したいデータが2つ以上ある場合は、そう簡単にいきません。

そんな時に役立つのが「QUERY関数」です。

今回は、QUERY関数についてご紹介したいと思います。

QUERY関数とは?

QUERY関数とは、条件や並び替えを指定して、目的のデータを抽出できる関数です。

VLOOKUP関数よりも少し難易度は高めな関数ですが、覚えておいた方がいざという時に便利です。

データ解析や管理シートを作成する際に非常に便利な関数です。

例えば、コールリストの中でアポを取得した企業を訪問日時順にして表示させるというようなことができます。

QUERY関数の使い方

構文

=QUERY(データ, クエリ, [見出し])

データベースのデータを操作する時に使うSQL構文に非常に似ています。

それぞれの引数について説明していきたいと思います。

・データ

抽出元のデータセルの範囲を指定します。

別シートを指定する場合は、シングルクオーテーション(’)で囲みます。

・クエリ

クエリとは「問い合わせ」のことです。

どのような条件で目的のデータを抽出するかを指定します。

この条件指定の部分でクエリ言語が必要になります。クエリ言語については後ほど説明します。

そして、クエリの部分は、ダブルクオーテーション(”)で囲みます。ダブルクオーテーションの中でさらに文字列を指定したい場合は、シングルクオーテーションで ”クエリ ’ 文字列’ ” のようにします。

・見出し

データ上部にある見出し行の数を指定します。

指定しない場合や-1と指定した場合はデータの内容に基づいて自動推測されます。

こちらは省略可能です。

使用例
(テキスト)

=QUERY(A11:D17, “select B where C = ‘転職’“ , true)

詳しくはGoogleのヘルプページでもご確認いただけます

https://support.google.com/docs/answer/3093343?hl=ja&ref_topic=3105411

クエリ言語一覧

クエリ言語は全部で10種類あります。

今回はこの中でも特に重要な4つを紹介していきたいと思います。全部覚える必要はなく、重要なもの以外は必要な時に調べて使えれば大丈夫です。

① SELECT:表示する列を選択

② WHERE:条件に一致する行のみを返す

③ GROUP BY:行全体に値を集計

④ PIVOT:列の一意の値を新しい列に展開

⑤ ORDER BY:並べ替え

⑥ LIMIT:表示する行数を制限

⑦ OFFSET:任意の行数をスキップ

⑧ LABEL:列見出しを上書き

⑨ FORMAT:表示される数値を整える

⑩ OPTIONS:クエリ実行のためのオプションを制御する

① SELECT

選択した範囲の中から表示する列を指定することのできる言語です。

表示させる列の順番を変更することも可能です。

例)A,D列のみを抽出

QUERY関数

② WHERE

表示される列に条件を指定することができる言語です。

原則として、SELECTで表示する列を指定した後に、WHEREで条件を指定しなければなりません。

もし、複数の条件を設定する場合、以下の2つを使います。

・AND:かつ(全ての条件を満たす場合に抽出)

・OR:または(全ての条件の中のいずれかを満たす場合に抽出)

例)A,D列を選択し、D列が5より大きいものを抽出

QUERY関数

③ GROUP BY

複数列にわたる値を集計することができる言語です。

この言語を使う場合、集計関数と呼ばれる関数が必要になります。全部で以下の5つあります。

・COUNT:列の個数を表示する

・SUM:列の合計値を表示する

・AVG:列の平均値を表示する

・MAX:列の最大値を表示する

・MIN:列の最小値を表示する

例)合計インプレッション数を知りたい

QUERY関数

④ ORDER BY

抽出結果の並び替えができる言語です。

データの並び替えには以下の2通りの方法があります。

・降順(descending)ソート

スプレッドシートでは”desc”と表記されます。

数字を大きいものから小さいもの順に並べることができます。

・昇順(ascending)ソート

スプレッドシートでは”asc”と表記されます。

数字を小さいものから大きいもの順に並べることができます。

例)コンバージョン数を大きい順に並べ替えたい

QUERY関数

まとめ

今回はデータ抽出に役立つQUERY関数をご紹介しました。

QUERY関数は少し複雑な関数ですが、これを身に付けることで格段に業務効率アップが狙えます。

ぜひ使ってみてください!

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