情報感度の高いビジネスマンにはおなじみの「NewsPicks(ニューズピックス)」
経済ニュースをピックアップしてシェアしたり、プロピッカーによる含蓄のあるコメントを見たり、独自取材のビジネス記事を読んだりすることができるサービスです。
そんな「NewsPicks」に広告を掲載することができるのをご存知でしたか?
今回はNewsPicksの広告メニューと料金についてご紹介したいと思います。
【目次】
NewsPicksとは?
NewsPicksとは、GunosyやSmartNewsと同様のキュレーションサービスです。特にビジネスマンを中心に、ユーザー数は360万人を誇ります。
キュレーションとは、一言で言うと色々なサイトの記事を集めることに特化したアプリということです。
NewsPicksの特徴としては、記事の下に表示される「コメント欄」が挙げられます。
このコメント欄、基本的にはニュース記事を読んだ人が「実名」で(会社や役職を公表している人も多数)各々の意見をコメントします。
この発想はかなり好評でした。
実はこのコメント欄、ただのコメント欄ではないんです。
これは記事の要約の役割を果たしているんです。
時間に追われているビジネスパーソンにとって、長い記事を読むことは一苦労なわけです。このようなアプリが重宝されるのは、スキマ時間に簡潔に内容を知りたいというニーズにはまったからではないでしょうか。実際、この記事のタイトルとコメント欄だけを読んでみてください。すんなり記事内容が頭に入っていると思います。さらに詳しく知りたければ記事を読めば良いのです。
NewsPicksの広告メニューとその料金
News Picksに出稿できる広告メニューには以下の5つがあります。
① ブランドカテゴリ
② ブランドストーリー
③ ブランドアカウント
④ ブランドパネル
⑤ ブランドパネルムービー
① ブランドカテゴリ
NewsPicks内にオリジナルタブを新設し、企業のブランディングに基づいた情報発信の場を創ります。
そのオリジナルタブ内で公開するコンテンツは、NewsPicksのオリジナル記事からオウンドメディアの記事まで幅広いコンテンツから自由に編成することが可能です。
ファンコミュニティの育成や中長期的にブランドイメージを醸成していきたい企業におすすめです。最低3ヶ月〜で、月額1500万円〜と超高額ですが、ビジネスマンターゲットにブランドを高める意味では決して高い料金ではないかもしれません。
② ブランドストーリー
NewsPicksがオリジナルの記事を企画・制作します。
企業が読者にメッセージを伝えることができるように3種類のコンテンツの表現方法が用意されています。それが以下の3つです。
テキスト形式
NewsPicksで最も一般的なフォーマットです。経済誌ならではのインタビューや、業界のプロを起用した対談などを写真やテキスト、図版などスマホ最適化した画面で記事にします。対談時の記録を記載するルポルタージュ形式や、小説スタイルで多面的に掲載することが可能です。値段は13万vImpが保証されて、300万円〜となっています。ここで言うvImpとは、フィード上で画像・動画がスクリーンの70%以上表示された回数という定義です。
スライド形式
市場の動向や、定量的なファクトを元にしたスライドフォーマットです。テキスト量を抑え、短時間で情報をコンパクトに伝えることが可能です。プレゼン形式なので、”読者に伝えたい情報だけ”を掲載することが可能です。こちらも13万vImpが保証されて、料金は400万円となっています。
インフォグラフィック形式
スマートフォンの縦スライドで流れるように読めるインフォグラフィック形式です。文字だけでは読者に伝わりにくい情報をグラフィックを用いてコンパクトにわかりやすく図解します。スマートフォンの普及により、3つのフォーマットの中で最も読者が読みやすい記事となっています。LPと同じようなものです。こちらも13万vImpが保証されて400万円となっています。
このようにフォーマットが豊富にあるので、伝えたい内容や課題によって表現方法を選んでみてください。
③ ブランドアカウント
NewsPicksに「公式アカウント」を開設し、ファンコミュニティを醸成し、ユーザーと継続的な関係を取る場を創出し、自社コンテンツの定期配信、メッセージ配信を通じてブランド醸成に貢献します。記事についての振り返りレポートを出してくれるなどサポートも充実しているので、分析なども十分に行うことができます。
こちらの料金は、投稿記事本数によって前後しますが、20万円/月〜で最低3ヶ月〜になります。
また、こちらのサービスには以下の2つのオプションもつけることができます。
運用付帯商品
アカウントからの各配信記事に対して、コメントを作成し企業アカウントからコメントをつけます。
ブランドアカウント付帯商品
フォロワーに対してのメール配信ができます。
④ ブランドパネル
企業が制作したコンテンツへの流入を強化することができます。また、他媒体へ出稿された記事を宣伝し、そこに繋げることも可能です。
最大2つの紙面タブに掲載され、最初の48時間はリッチフォーマットに掲載されますが、それ以降はネイティブフォーマットに掲載されます。こちらの料金は6円/vImpとなっており、5万vImp〜となっています。
⑤ ブランドパネルムービー
簡単に言うと、ブランドパネルの動画バージョンです。動画のみ、または動画からLPページへ直接遷移する場合、動画を活用してビジネスリーダーへエンゲージメントを図ることができます。コメントページを経由する場合、動画を活用してブランドパネルと同様に企業サイトなどへの流入を強化することができます。
こちらは動画なのでパネルよりは少し高くなってしまいますが、8円/vImpとなっており5万vImp〜となっています。
このようにNewsPicksにはたくさんの広告メニューがあり、それぞれ違った目的で使用することができます。
以下に今までご紹介してきた広告メニューと料金についてまとめた画像を貼ったので、検討の際はぜひ参考にしてみてください。
NewsPicksのまとめ
まだまだこの先伸びていくだろうNewsPicks。
ビジネスパーソン向けのメディアやBtoBサービスを運営されている企業のマーケターの方は、ぜひ参考にしてみてください。