今では利用していない人がいないのではないかというくらいたくさんの人が利用するようになったコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」。
そんなLINEのサービスで、「LINE LIVE」というサービスがあるのをご存知ですか?
現在ではYouTubeやニコニコ動画など様々なライブ配信アプリがありますが、LINEからリリースされているのがLINE LIVEです。
今回はそのLINE LIVEの配信方法と活用事例についてご紹介していきたいと思います。
LINE LIVEとは
LINE LIVEとは、「LIVE is Real」をコンセプトに配信を介して新たなコミュニケーションを生み出すライブ動画配信プラットフォームです。
LINE LIVEは、ユーザー同士のコミュニケーションの機会創出と、コミュニケーションの密度を深めるために、コメントやハート投稿による双方向性、ランキングやイベントに簡単に参加できるなど様々な工夫がなされています。
LINE LIVEには大きく以下3つの特徴があります。
- 誰でも簡単に配信できる
LINE LIVEに面倒な設定は不要です。たった1分で始めることができます。
なお、LINEとは別のユーザー名とプロフィール画像が設定可能なので、自分のLINE IDやアカウントが視聴者に知られることもありません。
- 顔認識の「LIVEスタンプ」や「フィルター」で”盛れる”ライブ配信
ライブ配信者は、顔の動きや表情に合わせて変わる約50種類のLIVEスタンプや、画像全体の色味がオシャレに変わる12種類のフィルターを使って”盛れる配信”ができます。
- 芸能人やアーティストのプライベートライブ配信がリアルタイムで視聴できる
全世界どこからでもリアルタイムで視聴できます。ここでしか見ることができない、芸能人の素顔を見ることができるかもしれません。
また、LINE LIVE側で動画を録画してくれているので、見逃しても安心です。
また、LINE LIVEには他の動画アプリと比較すると、以下のような長所があります。
- LINEのユーザー数が多い
国内の月間アクティブユーザー数7300万人以上、全世界月間アクティブユーザー数2億1700万人以上と圧倒的なユーザー数を誇っています。
- ライブ配信をすることでランキングに参加できる
ライブ配信を行うことで人気を競うことができるランキングに参加することができます。ライブ配信中にもらうことができる「ハート」「応援アイテム」に応じて得られる応援ポイント[PT]数でランキングが変動します。
- イベントに参加できる
様々なイベントが開催されているため、エントリーするだけで簡単にイベントに参加することができます。開催中のイベントをタップすることで、イベントの概要や現在のランキングを確認することができます。
エントリーしたい場合には、画面中央下の「エントリーする」からエントリーできます。
日常的にグループや個人でやり取りが可能なLINEの機能を活用しプッシュ通知機能や動画配信の視聴率や再生数の伸びを期待できます。LINEオリジナル番組や芸能人や有名グループのLINE LIVE配信では、芸能人や有名グループを身近に感じられるため人気を集めていると言えます。
LINE LIVEの配信方法
上記でも述べたように、LINE LIVEの配信はすごく簡単です。
2ステップで簡単にLIVE配信することができます。
- LINE LIVEで自分のチャンネルを作る
LINEでログインした後、自分の好きなチャンネル名とプロフィール画像、プロフィール情報などを設定します。この時、そのままの設定で進んでしまうと、LINEのアカウントの名前やプロフィール画像が表示されます。それを避けたい人は、プロフィールを編集しましょう。
- LIVE配信を始める
あとは緑の「ライブ配信」ボタンを押して配信するだけです。
配信画質や画面の向き(縦・横)、配信終了後に動画を一般公開または非公開にするかをあらかじめ選択することも可能です。
また、配信前に配信タイトルを工夫したり、関連するタグを設定したり、SNS連携をONにしておくと多くのユーザーに視聴されやすくなるので是非やってみてください。
LINE LIVEはフォロワーやLINEの友達に限定した配信は行うことができないので、少なくとも配信中は一般公開されるということに注意が必要です。
LINE LIVEの活用事例
LINE LIVEを利用しているのは個人だけではありません。
今回はLINE LIVEを使った企業の活用事例を紹介していきたいと思います。
SoftBank(ソフトバンク)
大手通信企業であるソフトバンクは、新CM発表会をLINE LIVEにて生中継しました。
記者会見を生放送するという面白い発想で、多くの視聴者を集めることに成功しました。
また当日は豪華ゲストによるプレゼントキャンペーンも実施されました。
スペースシャワーネットワーク
日本最大の音楽専門チャンネル『スペースシャワーTV』で知られる「スペースシャワーネットワーク」と、インフルエンサーを中心としたSNSマーケティングを得意とする「GROVE」が連携し、LINE LIVEを活用した新たな企画を発表しました。
LINE LIVE内で開催されるオーディションイベントの勝者をスペースシャワーTVが主催する「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019」のイベントレポーターとして採用。LINE LIVEのイベントページの「エントリーする」ボタンを押し、LINE LIVEで配信することで応募ができるというものです。
LINE LIVEの配信方法のまとめ
私たちにとって身近になりつつあるSNSのライブ配信。特に他のSNS動画配信よりも圧倒的に国内のユーザー数が多いLINE LIVE。
しかし、日本企業でのLINE LIVEの導入事例はまだまだ少なく、可能性は未知数です。今がチャンスかもしれません、この機会にぜひサービスや商品のライブ配信をしてみてはいかがでしょうか?