Google Analytics で流入元を特定する具体的な方法

Google Analytics で流入元を特定する具体的な方法

サイトを運営していると、

「ある記事がバズったけどなんでだ?」

「急激にアクセスが増えたけど検索経由かな」

といったようなことはありませんか?

そんな時には、Google Analytics(アナリティクス)を使うと流入元を特定することができます。

ただ、意外といろんなテクニックが含まれていて、初心者には取っつきづらいかもしれないので、今回は実際の方法についてかなり具体的にご紹介します。

なお、Google Analyticsの一般的な使い方に関しては、こちらのページをご覧ください。

【今さら聞けない】Googleアナリティクスの使い方

2019.11.05

Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法

1.Googleアナリティクスを開き、行動をクリックし、サイトコンテンツから全てのページをクリックします。

レイヤー 1

2.検索ボックスにアクセス数が伸びたページのURLの一部を入力します。

このURLの一部というのは、自社の記事でいうと、

/blog/marketing/how-to-collect-reviews-of-twitter-with-slack-and-ifttt/”という感じです。

全部のURLを入力してしまうと、結果がうまく表示されないことがあるので注意が必要です。

Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法②

3.「セカンダリディメンション」で「参照元 / メディア」を選択します。

Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法③

「メディア」というのは、流入元の種類のことです。

例として、以下のようなものが挙げられます。

  • organic:検索による流入
  • referral:リンクを踏んでの流入
  • display:ディスプレイ広告からの流入
  • cpc:リスティング広告からの流入
  • cpm:ディスプレイ・バナー広告からの流入
  • none:流入元種類が不明

「参照元」というのは、具体的なサイト名のことです。(Yahoo!やGoogleなど)

するとこのようにどこから流入してきたのか見ることができます。

この場合「qiita.com」というサイトから流入してきていることがわかります。

Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法④

また、ページの横にあるチェックボックスにチェックを入れると、上位5つにチェックが入って「グラフに表示」ボタンをクリックすると以下のようにグラフに表示され、変化がわかりやすくなります。

Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法⑤

4.流入元を特定したら、次はどこのページからリンクされているのかを調べます。

先ほどのセカンダリディメンションで「完全なリファラー」を選択します。

Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法⑥

実際にqiitaのページリンクが出てきたので、アクセスしてみます。

Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法⑦

すると、自社の記事へのリンクが貼ってあることがわかりました。

その記事のいいねが736あったので、自社の記事もバズったんだなということが分かりました。

Google Analyticsで流入元を特定する具体的な方法のまとめ

いかがでしたでしょうか。

記事のアクセスが急に伸びた時に、この方法を使うことで簡単に流入元を特定することができます。

流入元を特定することで、今回のように他のサイトが自社の記事を載せたのか、オーガニック検索数が増えたのかなどがわかるようになるので、次の戦略も立てやすくなりますね。

参考にしてみてください。

アクセス解析のおすすめ無料ツール3選(Google Analytics、Search Console、Fullstory)

2019.10.09