動的検索広告とは?Google DSA と Yahoo! DAS の違いと使い方

皆さんは「動的検索広告」という言葉をご存知でしょうか。従来の検索連動型広告と何が違うのか、Google版動的検索広告DSA(Dynamic Search Ads)とYahoo!版動的検索広告DAS(Dynamic Ads for Search)の違いや使い方を一緒にご紹介したいと思います。

動的検索広告とは

動的検索広告とは、検索連動型広告の中でも、キーワードではなくURLを指定することでページに関連する検索語句が自動的に選ばれ、広告配信をするシステムです。ウェブサイトのコンテンツに基づいて検索連動型広告を自動的に配信する動的検索広告ですが、Googleが開発したものがGoogle DSAであり、その後Yahoo!が開発したものがYahoo! DASです。

動的検索広告とは

出典:https://www.glad-cube.com/blog/?p=13850

動的検索広告が生まれた背景としては従来の検索連動広告のように、検索されるキーワードを想定するのが困難になってきていることが挙げられます。Googleで検索されるキーワードのうち過去6ヵ月間に一度も検索されたことのないキーワードで検索される割合は、全体の20%を占めると言われています。そこで、キーワードでなくLPとなるURLを指定することで、Google Adsのシステムがページに関連する検索語句を自動的に選んで広告配信を行おうというのが動的検索広告です。

動的検索広告の仕組み

従来の検索連動型広告にはキーワード、入札単価、任意の広告素材の3つが必要でした。動的検索広告ではキーワードの設定が必要なく、広告主が動的検索広告を利用する際に設定が必要なのは、以下の3つです。

1.広告がクリックされた際に表示したい対象ページ

2.入札単価

3.広告のテンプレート(広告ごとに半角80文の一行で説明文を登録)

広告のテンプレートには、ある特定の商品以外の広告にも表示できるような、汎用的な文章を登録するとよいでしょう。

DSAの広告の見出し(動的に生成されるタイトル)は、検索された語句と広告のリンク先Webサイトのコンテンツの両方に基づいて、関連性が高くなるように動的に作成されるため、広告主自身による設定が不要です。

動的広告検索と相性の良い広告主

検索広告と相性の良い広告主

出典:https://marketer.jp/adwords-dynamicsearchads-2536.html

1.多種多様な商品在庫・サービスを持っている広告主

長々としたキーワードを設定する必要がないDSAは、ECサイトなど、検索連動型広告の運用時にキーワード登録やLP設定が膨大になる広告主の、運用コスト削減にも有効です。Webサイトの商品在庫の新陳代謝が激しい場合や、季節によって商品・サービスの種類に影響が出る場合も同様です。

2.ユーザーを意識してSEOを構築したWebサイトを持つ広告主

DSAの広告見出しは検索された語句とLPによって自動的に生成されるため、しっかりとSEO対策がなされたWebサイトであれば、検索語句と広告の関連性を高めることができ、効果の高いDSA運用が可能になります。

<メリット>

動的広告検索と相性の良い広告主が利用すると以下のようなメリットが期待できます。

・時間の節約

・見出しの自動作成

・自動更新

・クリックの獲得

・柔軟な管理

・時間の節約

商品ごとにキーワードを考える必要がなくなります。

・見出しの自動作成

サイトの商品・サービスと関連性が高いキーワードが検索されるとそのキーワードやLPで使われているキーワードを見出しに使った広告が作成されます。

・自動更新

登録ページが更新されると、広告内容も自動的に更新されます。

・クリックの獲得

キーワードを考え設定するよりも網羅的な広告の作成が見込めるため、クリック数の増加、売上アップが狙えます。実際にCTRは通常の検索広告に比べて高くなる傾向にあります。

・柔軟な管理

在庫切れ商品は表示させないなどの設定が可能です。

Google DSA と Yahoo! DASの違い

名前がとても似ている両者ですが、一番大きな違いは、Google DSAはドメインさえ指定してあげれば、その全階層をクロールしにいき自動的にURLを把握し、広告配信が行われますが、Yahoo!版の場合は、一個一個個別に入力する必要があることです。Yahoo! DASでは、カスタムラベルでフラグ立てすることができ、これでURLごとのグルーピングは簡単に行えます。

Google DSAの使い方

1.DSA用のキャンペーンをつくる

[キャンペーン]タブを開く→[+キャンペーン]をプルダウン→[検索ネットワークのみ]を選択。

Google DSAの使い方

出典:https://webbu.jp/google-dsa-1872

2.対象のウェブページを設定する

ページ下部にある[動的検索広告(DSA)]をクリックし、[ウェブサイトの内容に基づいて広告を表示する]にチェック後、広告出稿するウェブページのドメインを入力。

Google DSAの使い方

出典:https://webbu.jp/google-dsa-1872

3.広告を設定する

広告の種類は[動的検索広告(DSA)]を選択し、広告文1、広告文2、表示URLを入力。はじめはある程度汎用的な広告文を設定すると良いでしょう。

Google DSAの使い方

出典:https://webbu.jp/google-dsa-1872

4.動的広告ターゲットを設定する

[自動ターゲット設定]タブを開く→[+動的広告ターゲット]を選択。3で設定した広告グループを選択後、動的ターゲットのうち最適なものを選択しましょう。3つありますが、まずはすべてのページに対して広告を掲載するのがよいでしょう。

Google DSAの使い方

出典:https://webbu.jp/google-dsa-1872

Yahoo! DASの使い方

1.ページフィードの作成方法

登録するページフィードの中身は以下の2種類です。

・ページURL(※必須)

・カスタムラベル

オプションの「カスタムラベル」を利用すると、ページURLをグルーピングしてターゲティング設定することができるようになります。「ページフィードを追加」画面が表示されるので、ページフィード名と 対象にしたいドメインを入力し[作成]ボタンを押します。

ドメイン名は「http://」や「https://」から始まるURLを指定する必要があります。

Yahoo! DASの使い方

出典:https://anagrams.jp/blog/yahoo-dynamic-ads-for-search/

2.キャンペーンを作成してページフィードを紐づけ

Yahoo! DASの使い方

出典:https://anagrams.jp/blog/yahoo-dynamic-ads-for-search/

キャンペーン作成画面より、キャンペーンタイプで「動的検索連動型広告キャンペーン」を選択します。「ページフィードを選択」画面が表示されるので、使用したいページフィードを選択し、[設定]ボタンを押し、ページフィードを紐づけます。ひとつのキャンペーンに対して複数のページフィードを選択して紐付けることができます。

3.広告グループを作成しページフィードのターゲティングを設定

Yahoo! DASの使い方

出典:https://anagrams.jp/blog/yahoo-dynamic-ads-for-search/

広告グループ作成作成画面の「ターゲット設定(配信)」で[ターゲット設置(配信)を選択]ボタンをクリック。ターゲット設定(配信)の画面が表示されるので、ここでキャンペーンで設定したページフィードに登録されている「ページURL」の中から、広告の最終リンク先URLの対象として設定する条件を選択します。

まとめ

検索連動型広告のキーワードの選定はどんどん煩雑で困難なものになってきています。「動的検索広告」を活用し、クリック数を増やして効率的にコンバージョンの獲得に繋げましょう。実際に効果ありますよ!

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