日本最大規模のレシピ動画であるDelish Kitchen(デリッシュキッチン)とKurashiru(クラシル)。この人気は留まることを知りません。
今回はそのレシピ動画アプリに動画広告を配信する方法や、そのメリットなどを紹介させていただきます。
【目次】
レシピ動画に広告出稿する方法
そもそもDelish KitchenとKurashiruは前者が株式会社every、後者が株式会社delyのサービスです。
そのため広告配信を行いたい場合、まずはそれぞれの企業へ問い合わせる必要があります。各社ごとに説明させていただきます。
Delish Kitchenに広告出稿する手順
- 株式会社everyのホームページのお問い合わせフォームにアクセスします。
- 「広告掲載について」を選択し、必要事項を記入して送信します。
株式会社everyはDelish Kitchenへの具体的な広告配信方法は発表していません。
まずは軽い気持ちで申し込みへレッツトライしてみるのもいいのではないでしょうか。
Kurashiruに広告出稿する手順
一方株式会社delyは運用型の広告出稿の方法を掲載しています。
具体的な手順を説明させていただきます。
- 広告主が事前掲載可否確認の連絡をdelyにとります。
- dely側が事前掲載確認審査を行います。(回答目安は受領後5営業日です。)
- 審査に通ったら必要事項を記入し申し込みを行います。
- dely側が商材審査、アカウント発行タグ発行を行います。(目安としては掲載開始5営業日前までです。)
- 広告主が入稿を行います。
- dely側がクリエイティブ審査を行い、審査に通ったら広告配信を開始できます。
・主体者表記 サービス、会社名、ブランド名、商品名のいずれかを記載 ・タイトルテキスト(20文字以内) ・訴求テキスト(75文字以内) ・静止画の場合 画像素材(1200×628) ・動画の場合 動画素材 ・アクションボタン(詳細はこちら、インストールなど)
などの規定が存在します。
使用可能な記号や使用ルールも数多く存在するため株式会社delyのホームページにある媒体資料をダウンロードすることをおススメします。
Delish KitchenとKurashiruに広告配信を行うメリット
Delish Kitchen の強み
女性に高い人気を得ているDelish Kitchen。そのアプリは800万インストール、SNSのフォロワー数においてFacebookが150万、Instagramが100万といった規模があり、圧倒的ブランド力を誇ります。そのためテレビ離れ層にもリーチでき多くのユーザーの目に留めることができます。
Kurashiru の強み
Kurashiruも同様に強いブランド力を持っています。20代から40代までの女性に特に人気が高く、2018年10月現在で1400万ダウンロード、SNSでのファン数も290万人を突破しています。またユーザーの半数以上が既婚、子供あり率において50%以上の数値を出しており、主婦層に向けた広告などに絶大な効果が見込めます。
広告配信を実施し、実績をあげた事例
Delish Kitchen での事例
拡大を続けるシリアル市場で、健康ニーズを汲み取った商品で注目を集める「日本ケロッグ」は、シリアルを”おかず”などでの活用を広げることを目標に掲げDelish Kitchenでのタイアップ広告配信を行いました。
その結果、動画1本の再生回数が約30万回で、10本合計で約300万回となり、女性を中心に多くのユーザーにリーチすることに成功しました。大手動画配信メディアと比較しても、再生単価は2/3以下であり、さらに制作費込みであることを考えると、かなり安価に実施することができたそうです。
枠を買って既存動画を流すといった広告であれば、スキップされたり、ときにはマイナス効果を生んでしまうこともあります。一方で、Delish Kitchenのブランドコンテンツは、多くのユーザーに見てもらえるだけではなく、広告として認識されながらも、商品の好感度をあげることに成功しました。
Kurashiruでの事例
豆苗の販売シェアNo.1の「村上農園」はdelyとタイアップ動画を数種類作成し、Kurashiruで広告配信を行いました。その結果2017年の5月の豆苗出荷量が前年同月比160%を記録しました。
delyが行ったアンケート調査によると、「Kurashiruの広告を見てから買い物にいったことがある」と回答した人は87.4%と非常に高く、レシピ動画をみてから実践してみたいと思うユーザーが非常に多いことが伺えます。
まとめ
日本の料理動画サービスの最前線を牽引している2大サービス。広告配信を検討している方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?