「ホームページを作成したいけれど、制作会社に依頼するほどの予算はない‥‥。」、「ツールがありすぎてどれを選べばいいのか分からない‥‥。」
という悩みはありませんでしょうか?
HTMLやCSSといった専門的な知識がなくても簡単に高度なホームページが作れる無料サービスが数多く登場しています。
そこで今回は、おすすめのホームページ作成ツールをご紹介したいと思います。
【目次】
ホームページ作成ツール比較8選
Wix(ウィックス)
世界的に有名なイスラエル生まれのホームページ作成ツールです。世界的に人気がありユーザー数は1億人を超えると言われています。
- プログラミング知識が不要
ボタンや文字、画像などをドラッグ&ドロップでホームページ上に配置していくことができ、コードを書く必要はありません。 - サポートが充実
Wixはサポートが充実しているのも特徴です。ホームページ作成講座や作成事例も見ることでき、ヘルプセンターでは使い方解説や困り事対処法がまとめられています。スマホ、タブレット、パソコンに対応しており、様々な端末から見てもデザインが崩れないような(レスポンシブな)ホームページを作ることができます。 - 豊富なテンプレート飲食店や企業、会計事務所などなど、あらかじめジャンル別のテンプレートが用意されてあり、初心者でも簡単にあらゆる種類のホームページを作ることができます。
無料プラン
Wixの広告がホームページに表示されてしまいます。また、ドメイン(saruwakakun.comのようなサイトURL)にwixという文字が入ってしまいます。また、画像などの保存容量が500MBまで、などの制限もあります。
有料(プレミアム)プラン
有料プランに入り、独自ドメインを持っている場合には、Wixを辞めてWordpressなど他サイトに同ドメインで移転することができます。無料プランだとwixのドメインを使用することになるので、移転はできません。
WordPress(ワードプレス)
メディアやブログで集客をしていきたい方におすすめのツールです。WordPress自体は元々ブログ作成ツールでしたが、ランディングページやホームページを作るための機能も充実しています。
- シンプルなものから本格的なものまで作成可能
HTML・CSSの知識があれば細かいカスタマイズも可能で、簡単に多機能なホームページを作成することができるため、個人ブログから企業のコーポレートサイトまで、幅広く利用されています。 - 多機能
WordPressは個人の方はもちろんのこと、ホームページ作成会社や制作を行うデザイナーなどプロにも愛用されています。WordPressは、テーマテンプレートでデザインを自由に変更したり、豊富なプラグインを使うことで、さまざまな機能を取り入れることが可能です。 - プログラミング知識があった方が良い
PHP、HTML、CSSといった専門知識を持っていれば、自由度は高く、どんなホームページでも作れます。一方、専門知識がないホームページの初心者の方にとっては、カスタマイズが難しかったり、セキュリティの対策が必要であったり、多機能な分サイトが重くなりがちで、使いこなすのは難しいです。一定の専門知識をご自分で習得する時間がある方におすすめです。
WordPressはオープンソースのプログラムですが、インストール版の WordPress.org(https://ja.wordpress.org/)と、クラウドサービス版の WordrPress.com(https://ja.wordpress.com/)があります。
インストール版の方は自分でサーバーを用意して、そこに WordPress のプログラム(無料)をインストールして使います。そのためプログラムのアップデートやメンテナンスは基本自身で行う必要がありますが、プラグインやテンプレートの編集などの自由度高く利用できます。一方、クラウドサービス版は、サーバーと最新のプログラムがセットで提供されているためすぐに利用開始することができます。ただし、容量制限があったりカスタマイズの自由度は下がります。
インストール版の WordPress を利用する場合、プログラム自体は無料で利用できますが、稼働させるにはサーバーとドメインの契約をする必要があります。ロリポップなど月額250円から利用できるものもありますが、サーバー性能は低くなります。WordPress はサーバーの性能によってページの表示速度が変わるので、できればサーバーの性能がいいものを選びましょう。おすすめはエックスサーバーです。また、ドメイン契約にかかる費用は.jpや.comなど種類によりますが、300〜1000円 / 年ほどで取得できます。(月額約25〜100円)
基本的に無料で使えるWordPressですが、有料のテンプレートやプラグインを使えばさらに使い勝手やデザインを洗練させることができます。特にテンプレートは有料のものを使うことをおすすめします。だいたい1〜2万円以下で購入できます。
Jimdo(ジンドゥー)
ドイツ発のホームページ作成サービスです。日本国内では、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが運営しており、全て日本語に対応しています。無料プランが提供されているため、予算不要でホームページを作り始めることができます。
- 直感的な操作が可能デザインテンプレートを選び、プレビュー画面(公開時のレイアウト)からマウスのクリックとドラッグ&ドロップを行うだけで直感的にホームページが作成できます。自社ホームページの雰囲気にあったデザインを探し、写真と文章を入力するだけで良いため、Web制作に関するスキルや知識がない方でも利用できます。
- AIによるホームページの自動生成
「作りたいイメージはしっかりしているが、それを作るだけの技術がない」という方は多いはずです。「ジンドゥーAIビルダー」というプランではいくつかの質問に答えるだけで最適なテンプレートを選んでくれるので手軽に理想のデザインを作成することが可能です。 - ネットショップの開設
有料プランにすれば、ネットショップを開設することもできます。JimdoCafeという、Jimdoの悩みを気軽に相談できるカフェが全国各地にあり、サポートも充実しています。
サーバー容量:500MB
帯域幅:2GB
独自ドメイン:利用不可(サブドメイン表示)
.co.jpなどを用いたコーポレートサイトを制作したい場合は、有料プランを検討しましょう。
有料プラン(JimdoPRO)
月額:945円(年額請求)
サーバー容量:5GB
帯域幅:10GB
日本語Webフォント:15書体
独自ドメイン:利用可能
メールアカウント:1件
優先サポート:有り
アクセス解析:有り
Jimdoロゴ表示:非表示可能
ネットショップ:ベーシック機能
有料プラン(JimdoBUSINESS)
月額:2415円
サーバー容量:無制限
帯域幅:無制限
日本語Webフォント:176書体
独自ドメイン:利用可能
メールアカウント:20件
優先サポート:有り
アクセス解析:有り
Jimdoロゴ表示:非表示可能
ネットショップ:完全版
BINDup(バインド・アップ)
250以上のテンプレートから、テキストや写真を入れ替えるだけで思い通りのホームページ作成ができるツールです。また、レスポンシブデザインになっておりスマートフォンでの表示にも対応しています。
- SEO対策に強い
「タイトル付けが適切かのチェック」「サイト評価を向上させるためのリンクテキストの設定」「リンク切れのチェック」などの機能があります。
HTMLやCSSなどのプログラミング知識がなくてもホームページを作成できるツールはたくさんありますが、その中でもBINDupはSEOについて深く設定することが可能です。 - サポート体制が充実
BINDupは日本で開発されたツールでカスタマーサポートの拠点が日本にあるため、海外で開発されたwixなどと比較してサポート体制が充実しています。 - 機能が充実している
ショッピングカードやフォーム機能など多くの機能が備わっています。さらに、CSS編集機能も搭載されているのでより本格的なホームページを作成したい上級者の方にもお勧めです。
月額:2年目からは480円
サーバー容量:1GB
独自ドメイン設定:不可
ライセンスユーザー:1ユーザー
デスクトップアプリ:なし
常時SSL:非対応
基本コース
月額:2480円
サーバー容量:300GB
独自ドメイン設定:5個まで可能
ライセンスユーザー:1ユーザー
デスクトップアプリ:2台までインストール可能
常時SSL:対応
ビジネスコース
月額:8166円
サーバー容量:1TB
独自ドメイン設定:40個まで可能
ライセンスユーザー:20ユーザー
デスクトップアプリ:2台までインストール可能
常時SSL:対応
Ameba Ownd(アメーバオウンド)
Ameba Owndはサーバーエージェントが開発した、「スマホでホームページを編集・更新したい人向け」のホームページ作成サービスです。
- SNSの情報を載せられる
ブログ記事の作成に時間がかかってしまいなかなか更新できないという方も、Ameba OwndであればTwitterやInstagram、Facebookの情報をサイトに載せることができるので、こまめに更新されている感を演出することができます。 - 参考になるサイトを参照することができる
「Best Ownd」と呼ばれる、Ameba Owndで作成された企業のサイトを紹介してくれる機能があります。カテゴリーページにて「美容室」「店」「イベント」など細かなジャンルごとに情報が整理されているので、他企業のサイトなどを見ながらイメージを高めていくことが可能です。 - 無料で独自ドメインを作成可能
WordPressやJimdoなど、無料でホームページを作成できるツールの多くは共有ドメインしか使用できない場合がほとんどです(有料プランによって変更可能です)。その点Ameba Owndでは独自ドメインを設定することが可能なので、シンプルで覚えてもらいやすいURLの設定をすることができます。
ページ数が10ページまで、画像ストレージ1024MBまで、独自ドメインの取得、ECサイトの作成、広告が表示される
有料プラン
月額960円、年間9600円
ページ数無制限、画像ストレージ無制限、PC広告の非表示、モバイル広告の非表示
ペライチ
ペライチは専門知識が一切不要な「簡単にホームページを作成したい人向け」のサービスです。
- 簡単にホームページ作成ができる
ペライチの1番の特徴は簡単操作でホームページが作成できるという点です。手順が「テンプレートを選択」「文字の入力」「公開」の3ステップのみなので、「プログラミングの知識はないが手っ取り早くホームページを作成したい」という方におすすめです。 - テンプレートが豊富
60種類以上のテンプレートが用意されており、用途別にカテゴライズされているので様々なシーンで活用することができます。 - ページの公開数がプランごとに決められている
ペライチは無料でも十分に使えるツールですが、無料だと1ページしか公開できません。公開できるページ数はプランごとに指定されているので複数のページを作成する際や、より本格的なホームページを作りたい方は制限のない他サービスを使用することをお勧めします。
Adobe Dreamweaver CC 2020(アドビ ドリームウィーバー)
DreamweaverはAdobe社が提供する、ホームページを作成するための編集機能やレイアウトの表示機能、ファイル管理機能など、制作や更新作業に必要な機能がひとまとめになっているツールです。
- プロも使用する本格的な機能
Dreamweaverはプロのデザイナーが使用するソフトなので、高度な機能がたくさんあり、使いこなすことができれば本格的なホームページを作成することができます。プログラミングの知識が必要ですが、その分自由度の高いデザインをすることも可能です。 - SEOは期待できない
作成したホームページに多くの人に訪れてもらうためには、検索結果の上位にそのページを表示させるSEOという作業が重要です。しかしDreamweaverでSEOを行うにはHTMLを直接自分で編集しなければなりません。HTMLの編集には専門的な知識が必要となるので、初心者がDreamweaverで適切なSEOを施すことは非常に難しいです。
SquareSpace(スクエアスペース)
ニューヨーク発のホームページ作成サービスです。純正の繊細なテンプレートが豊富で、デザイン性の高いページを作成することができます。
- 直感的な操作が可能
プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップで簡単にホームページを作成することができます。「Commerce機能」によってほぼワンクリックでECサイト化ができたり、海外のツールですが決済システムで通貨の選択をできたりととにかく便利な機能が搭載されています。 - アナリティクス機能を初期搭載
引用:https://news.goriderep.com/ja/blog/technology-wordpress-square-space-comparison/
他のツールと違い、アナリティクス機能を初期搭載しているのでペライチ程度のページであればGoogle Analyticsの設定が不要です。 - 日本語に非対応
現在、チュートリアルやカスタマーサポートなどは英語とスペイン語にしか対応していないため、英語が苦手な方の使用はお勧めしません。
日本語に対応版が出れば、今後日本でも大きくヒットするのではないでしょうか
まとめ
いかがだったでしょうか?予算やホームページ作成に関する知識に合わせてツールを選び、手軽にクオリティの高いホームページ作りを目指しましょう。